10月13日、テレビ番組「ワイド！スクランブルサタデー」にて、元衆院議員の音喜多駿氏が自民党大物議員の議員定数削減法案に関する衝撃的な発言を明かした。音喜多氏は議員会館のエレベーターで私服でいたところ、自民党の大物議員が議員定数について「いや、あれは出すところまでだから」と本音を漏らしたのを偶然聞いた。この発言を受けて、音喜多氏は議員定数削減には最初から本気の意志がなかったことを痛感し、悔しさを感じたという。

政治ジャーナリストの田﨑史郎氏もこの発言の背景にある政治的意図を指摘した。

この事件は政治における透明性と誠実さの重要性を示しています。議員定数削減は、公平な政治体制を構築するための重要な改革の一環であるはずですが、今回の音喜多氏の証言は、その実行を望む多くの国民を失望させる結果となったでしょう。ここで問題となるのは、関係者が制度改革に真摯に向き合っていないことです。改革の実現には、政治家自身が自らの利益を優先するのではなく、国民の声を真に汲み取ることが不可欠です。具体的な解決策としては、①透明性を確保するための法案審議の公開化、②国民が直接参加できる政策討論の場の設置、③定期的な政策評価と賞罰制度の導入が挙げられます。この一件は私たちに政治の在り方を問い直させ、改革の真の意味を理解するためのきっかけとすべきです。

真の制度改革とは、国民の期待を裏切らない誠実な政治プロセスから生まれるものなのです。

ネットからのコメント

1、取材でも何でもなく、一般人がたまたま耳にした会話をメディアで軽々しく暴露するのも問題だと思います。そして、自民側の思惑はそれで、維新側も出すところまでかもしれなかった。両者、最初から法案を通すつもりは無かったかもしれない。確かな情報と確かな裏付け、証拠が無いと、デマだ何だと騒ぎ立てるのに、自分は自分の耳にした事は確かな情報としてメディアで言いふらす。私服で議員会館出入りしてエレベーター乗ってて気づかれずとか、気づかれてたけど相手にもされてなかったのでは？

2、維新の党も始めから提出は必須だが少数与党だから野党が賛成しないと成立しないと野党のせいにしてやる気があったのか疑問。そもそも野党の一部は選挙制度改革とあわせて議員定数削減と言っているわけで与党として野党と丁寧に協議をした上で話を進めれば自民党も賛成せざるを得なくなって、のらりくらりされることなどないのでは？

3、ちなみに現「政治制度改革本部長」は前財務大臣の加藤勝信氏ですね自民党は政治資金規正どころか議員定数削減もやる気がなかったって話ですね維新は当初「臨時国会中に議員定数削減させる」とか息巻いていましたが、合意書では「～成立を目指す」で、ここ最近までは「法案出せないなら連立離脱」いまはなぜか「高市さんは約束を守ってくれた」に変化していますね合意書の段階から自民党の掌で転がされていただけですねむしろ交渉のテーブルにつかせてもらえていたのか、ついていたけど相手にされていなかったのでしょうか？連立しなかったことをあれほど叩かれ、支持率を落とした国民民主（ガソリン減税、年収の壁）の方がよほどスピード感をもって結果を出していますね「威勢だけ」「口だけ」と言われないように、自民と袂を分かつ選択をされることをお勧めします

4、この話の一番の問題は、このような一般人が簡単に議員会館に入れてしまい、なおかつ立ち聞きした話をメディアでべらべら喋れてしまう所。スパイ防止法どころの騒ぎじゃない。