立憲民主党の辻元清美参議院議員は10月12日、高市早苗首相の台湾有事に関する答弁が内閣官房の作成した答弁書には記されていなかったとして批判しました。辻元氏は首相が歴代の政府見解から逸脱した持論を展開したことにより、日中間で軍事的緊張や経済的損失が生じていると指摘し、「首相の責任は重い」と強調しました。内閣官房は辻元氏に答弁作成の際の資料を開示しており、辻元氏は政府として歴代政府と同じ見解を示していたことが明らかになったとしています。

今回の首相答弁は見て見ぬふりできない重大な問題です。過去の政府の見解を覆すような発言は、国際情勢において不安定さを増す要因となってしまいます。まず、答弁は徹底した検証と協議を行った上で発表すべきであり、内部整合性が欠ける状態で発言するべきではありません。次に、政府は透明性を確保するため、全ての議員に資料を公開し、意見交換を促進する場を設けるべきです。そして最後に、国際関係の変動に柔軟に対応するため、国民に対して積極的に情報を発信し、安心感を与える手段を考慮する必要があります。このように現状を放置するのではなく、積極的に行動しなくては、信頼を失うだけでなく、国際的な立場も危うくなります。そのため、早急な対応が求められます。
ネットからのコメント
1、辻元氏の指摘は、高市総理の発言は官僚が書いたものから逸脱した内容で問題だ、といわんばかり。
高市総理は、国益のために極めて正当な発言をしたに過ぎない。政治家と官僚は、そもそも責任も権限も立場も覚悟も違う。政治家が時には官僚の原稿以外の内容を発言するのが政治家の仕事であり責任だ。高市総理は大臣時代から官僚の原稿を修正して自分の考えや言葉で答弁していたのは有名な話。そもそも高市総理の覚悟と熱意は辻元氏のそれとは全くレベルが違うのだ。
2、台湾有事の際は日本も無関係ではなくシーレーンが脅かされ日本人の生活にも確実に影響が出るわけだし、中国は日本の領土である尖閣諸島の領有を主張したり、自衛隊艦隊に対してレーダー照射をしたりといわば実質的な敵対国家だと言える。高市首相の発言はそういう背景もあったからで、高市首相の発言に対して撤回や謝罪をさせる声というのは、寧ろ抑止力を弱めて中国の行動を助長させる恐れもある。本当に台湾を守るなら封鎖への対抗策として日米同盟を強化するべきで、明確な覚悟を示すのは何も間違いではない。
3、辻元清美参院議員も立憲民主党の象徴的な国会議員ですね。立憲民主党の反自民党戦略の原点がこの辻元清美参院議員にあるかもしれないです。
旧民主党時代に国会質疑で「ソーリ・ソーリ」を繰り返して話題になったことで自民党を批判さえすれば支持率が上がる時代があったのは間違いないですね。しかし国民民主党や参政党の台頭によって、この旧来の自民党批判では支持率も上がらないし国政選挙での得票数が激減している現実がわからないのも辻元清美参院議員です。時代の変化についていけない遺物の立憲民主党は衰退・消滅するしかないですね。
4、色々と意見が表明されているが。与野党の議員の間で台湾周辺や南シナ海や東シナ海の緊張緊迫具合ってどの程度認識しているのだろう?野党だと国会質問によく既存メディアや週刊誌の報道を引用するけれど、日本の既存メディアは台湾周辺や沖縄周辺南シナ海東シナ海の状況など殆ど報じないから野党議員とかの認識ってかなり甘いのではないだろうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8820b77a72ab6bc04b2456bfe3b9115c9f4d5abc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]