映画監督の原田眞人さんが8日に76歳で死去しました。静岡県出身で、葬儀は近親者で行われるとのことです。1979年に「さらば映画の友よ　インディアンサマー」で監督デビューし、社会派の作品で知られる原田さんは「金融腐蝕列島　呪縛」「突入せよ！『あさま山荘』事件」などで注目を集めました。2008年の「クライマーズ・ハイ」ではブルーリボン賞の作品賞を受賞。

また、「わが母の記」ではモントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを獲得し、近年も「燃えよ剣」や「ヘルドッグス」など幅広いジャンルの作品を手がけてきました。追悼コメントでは、役所広司や佐藤仁美、椎名桔平など多くの俳優が原田監督との思い出を語り、感謝の意を表しています。

原田眞人監督の訃報は、その作品や人柄に触れてきた人々にとって大きな喪失感をもたらしました。その影響力は、彼の作品に参加した俳優たちの言葉からも痛感されます。監督との時間は、思い出深く、また貴重なものであったことでしょう。自身が原田監督と過ごした最後の日々を思い返している役所広司さんのコメントは、温かい友情と感謝を感じさせます。私たちも悲しみに向き合いつつ、彼の作品を通じて受け取ったメッセージを心に留め、前に進む力に変えていくことができるのではないでしょうか。

監督の功績は映画の中に生き続け、彼の精神は私たちの中に残り続けるでしょう。これからもその影響を受けて、多くの人々が新たな創造に挑み続けるに違いありません。

ネットからのコメント

1、もちろん個人差はありますが、今、男性で７０台、女性で８０台前半なら、早いと言われるのでは。もちろん、それは、早い🟰惜しいことに、を含んでのことだとは思います。今年９８歳で母を、４年前に父を９４歳で亡くしましたが、流石にふたりとも大往生とされましたが。今、８０台？の山田洋次監督の新作が上映されていますが、原田監督もまだまだ作品を作りたかったのでは、と拝察します。監督の作品ではリメイク作だが、「日本のいちばん長い日」が印象に残っています。

2、海外留学で培われた語学力を生かして、国内のみならず海外でも活躍されていた方だと存じ上げています。個人的に好きな映画であるラスト・サムライでは俳優兼通訳、演出など多方面で活躍されていましたね。ご冥福をお祈りいたします

3、クライマーズ・ハイが一番印象に残っています。日航機墜落事故の時の報道関係者の実際の姿を描いて、堤真一さん、堺雅人さんの熱演もあり、日航機墜落事故の悲惨さを別の面から描いたあまりある映画でした。

ご冥福をお祈り致します。

4、クライマーズ・ハイがとても印象に残っています。私が前橋時代に勤務していたビルが撮影に使われました。本物の共同電、墜落現場をリアルに再現。大久保連赤の栄光に浸る上司と、全権デスクに任命された堤真一さん演じる悠木の闘いと苦悩。堺雅人さんと滝藤賢一さんの熱演も印象的です。あのような映画は原田眞人監督でなければ作れなかったでしょう。心よりお悔やみ申し上げます。