この事件は8月20日(水)午後に神戸市中央区磯辺通のマンションで発生しました。24歳の女性会社員が帰宅時、オートロックを解除してマンション内に入った際に、後ろから侵入した30代の男に襲われました。エレベーター内で刺されたとみられ、通報を受けた警察が駆けつけた時にはすでに血を流して倒れており、病院へ搬送されましたが午後8時30分に死亡が確認されました。
凶器とみられる刃物はマンション近くの駐車場で発見され、犯人は奥多摩駅近くで逮捕されました。事件は、防犯カメラの映像などから80人体制の捜査本部が設置されて捜査が続けられています。
この事件は、都市部における安全性への深刻な警鐘を鳴らしています。オートロックのシステムは、住人の安全を確保するための基本的なセキュリティ対策の一つですが、今回の事件ではその効果が十分でないことが露呈しました。第一に、マンションやアパートのセキュリティシステムの定期的な点検と改善が必要です。第二に、住民への防犯意識啓発を通じて、他者が侵入する隙を与えない行動を促すことが大切です。最後に、防犯カメラの映像が効果的に活用されることを保証するため、迅速な情報共有のシステムを強化すべきです。この事件は、安全で平穏な生活の基盤となるセキュリティ対策の徹底がいかに重要かを再認識させます。
個々の行動と制度の連携が不可欠です。
ネットからのコメント
1、容疑者の男が神戸から東京の奥多摩まで逃げていたことにビックリですけど、それ以上に警察の捜査力も凄いですね。こういう凶悪事件の時などは警察組織の存在感・信頼感というか警察官の一生懸命さ・真面さを感じられます。できることなら、日頃から全ての警察官が事件の大小にかかわらず一般市民の安全と安心のために常にこうであってほしいですね。
2、東京の奥多摩駅とは驚いた。何故なら東京でも山梨県側に近い、大都会東京のイメージとはかけ離れたエリアの駅だ。比較的本数のあるJR青梅線の青梅駅のさらに奥の駅である。この時期は山登りする人以外は居住者も平地も少なく、台風や大雨では運行されない事も多い。犯罪から逃避するため彷徨い、とりあえず東京に向かった末に辿り着いたのだろう。悲惨な犯罪だ。重罪を望む
3、動機とか精神鑑定とかより、いかにこれが許されない行為なのかって所を深掘りしてほしいもんだ。「許されないのは当たり前」って被害を置き去りに、加害者に感情移入してかわいそうがるみたいな風潮があると模倣犯が増えかねない。
一度、報道はなぜ犯罪が許されないのかっていう原点に立ち返る事も必要だと思う。被害者や被害者家族がどれだけの被害を受け、苦しむ事になるのかを、被害者家族に寄り添う形で深掘りするとかな。厳罰は当然与えられる必要があるけど、加害者が加害に踏み切る前に相手がかわいそうだという良心を呼び起こすようなきっかけを与えるってのも報道の持つ力だろう。加害者への同情的な深掘りなんてのは、被害者本人への復讐でもなければしなくて良いよ。加害者も社会の被害者だなんていう犯罪肯定はいらない。
4、防犯カメラの追跡リレーで特定したのかわからないけど、警察の捜査の手は本当に凄いなと感心してしまう。なんでこんなところまで逃げたのか、奥多摩とか自ら命を絶つ場所を探していたのか分からないけど、ちゃんと確保されて良かった。もちろん亡くなった方は戻ってこないので無念でしかない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6137ad14dcd84e29c683a6bbf95da6f2650755,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]