今回の記事は、日本と他のアジア諸国におけるアルコールに対する文化的な違いについて議論しています。特に、日本では酔っ払いが電車の床に寝ているなど、年末年始には酔っ払いの光景が頻繁に見られることが指摘されています。これに対し、インドや中東諸国ではアルコールが社会的にネガティブに捉えられ、公共の場での飲酒が制限されることが一般的です。

記事によると、日本社会がアルコールに対して寛容である背景には、通常の社会生活での規範や制約が強く、アルコールを通じて息抜きを許容するという文化的側面があると考察されています。また、インドでは個々が自由に生活しており、アルコールに頼らない社会が形成されているとしています。

日本のアルコール文化に対する批判は、確かに考えさせられる問題です。まず、日本では年末年始の飲酒が常態化し、社会的トラブルに繋がっている現状が挙げられます。これは、単なる個人の問題として片付けられず、組織文化や集団主義が影響しているとする見方があります。日本人が日常生活で自己抑制を強いているため、飲酒によって解放感を求めるとはいえ、公共の場での不適切な行動は社会全体に悪影響を及ぼします。このような現状に対処するには、まず会社やコミュニティでのアルコール教育を強化し、飲酒に頼らないストレス解消法を提供することが必要です。

また、公共交通機関や職場での飲酒トラブルを未然に防ぐ具体的な対策、そして酔っ払いに対する社会の許容度を再評価する機会も重要です。これにより、個々の行動が社会全体の信頼に影響しないような仕組みを整え、日本のアルコール文化を見直すことができます。

ネットからのコメント

1、極端にアルコールに厳格なインドと比較する事に意味も無いと思いますけどね。海外でも潰れるまで飲んでるような人はいなくも無いですし、日本人がどうこうというような内容でも無いでしょう。ただ、海外の場合は日本と比べると治安が極端に悪い場合が多いですから家の外で飲む場合は「安全上の理由で」潰れるような状況までは飲めないというのは有るでしょうね。酔い潰れて公園のベンチとかで寝てしまっても何事も起きないで翌朝が迎えられるような国はそうそう無いですから。日本についてもこの先は分からなくなって来ていますけどね。

2、私はインドに駐在してたけど、イスラム教と同じくインドの国教であるヒンドゥー教でも酒は禁忌だ。だからインド人が酒を飲まないのは当たり前だよ。中東諸国と同じく外国人が泊まるようなホテルでしか普通提供されない。

インドには他宗教の人間も居るから酒屋が認められている州もあるが、だいたいとんでもない場末の裏通りにひっそりとあって普通の人は行けない雰囲気だ。この方は本当にインドに居られたのかな？　宗教的禁忌行為を社会的な倫理観や価値観と一緒くたにするのは無理があると思うぞ。

3、アルコールタバコ以外の薬物には異様に厳しく、アルコールタバコには異様に甘いですね。アメリカなんかは飲酒運転というよりも、安全運転能力がない状態での運転行為というくくりで取り締まってますね。レストランも客を眠らせると店側が摘発されるので、客の酒量をコントロールしようとします。合理的ですね。

4、海外だけでなく日本でも蔑視されている。日本は酒に寛容というよりも他人に興味がないだけで泥酔者は迷惑以外のなにものでもない。自分を律することが出来ないほど酒を飲んで醜態を晒す者は、少なくともそれなりの組織であれば重要なポジションに就くことはない。