全国農業協同組合連合会(JA全農)は、政府が価格高騰対策として推奨する「おこめ券」に関し、2026年1月中旬に自治体向け臨時券を発行する計画を明らかにしました。この臨時券は、現在1枚440円分の価値を持つ券を500円で販売していますが、利益を上乗せしないことで販売額を480円程度に抑える予定です。交付金の具体的な使い道は自治体の裁量に任されており、おこめ券以外の支援策を選ぶ自治体も存在するため、実際にどれだけこの券が利用されるかは不透明な状態です。

この取り組みに対する批判は避けられません。物価高騰の中、政府は一時的な金銭的助けとして「おこめ券」を提案していますが、その効果は限定的です。高騰した食料品の価格を助長する構造的問題を無視する一方で、臨時のおこめ券では根本的な解決になりません。まず、価格上昇の要因を詳しく分析し、農業政策の欠陥を是正する必要があります。次に、流通経路や市場競争を再構築し、消費者への負担を軽減する具体策を練るべきです。さらに、地域経済を支える新たな制度設計を考える必要があります。今こそ、短期的な対策に頼るより、持続可能な変革を求める時です。消費者の安定と安全を最優先に考えた政策の実行を望みます。
ネットからのコメント
1、現在、いろんな商品券が存在します。デパートの商品券、カード会社の商品券、Amazon等のギフトカード。
どれも500円で発行したものは500円で使えます。何故、利益だの、経費だのを手数料だと言って中抜きする商品券が存在しているのかが不思議。こんなものは廃止にしてしまうのが通常の考え方たと思います!
2、500円おこめ券を480円に値下げされても440円分の米しか買えないので最初からおこめ券は買わないよ。自治体のプレミアム商品券などは10,000円で買えば13,000円分の買い物ができた。物価高対策とか給付とかは本来その様な物じゃないの?
3、まだわかってないようだ…他のギフト券は価格の通り使えるもしくはプレミアがついて金額以上であるのに、購入金額以下の金額しか使えないって全く役に立たない…しかも期限付き…全国の自治体はぜひおこめ券以外で対策してください…
4、各市町村長はJA等へ利益がはいり、かつ経費もかかるお米券の対応をしないでいただきたい。JA全農も鈴木大臣と同じで何を考えているのか!これは利益供与でしかない思う。JA全農が臨時のおこめ券を2026年1月中旬にも発行するとのことだが、きちんと枚数管理して対応するのかと言いたい。
悪徳なことをしないように監査は誰がするのだろうか。たくさん発行して身内にばらまくようなことしないような仕組みはあるのか!偽造対策はどうするのかなど気になります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e2ab9647e3f74f3b3deda11646c38fae2634e90b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]