中国が「九天」と呼ばれる大型無人機の初飛行に成功した。この無人機は全長約16メートルで、航続距離は約7,000キロメートル、最長12時間の飛行が可能。「ドローン空母」とも呼ばれ、機体内には100機以上の小型無人機を収容可能である。空対空、空対地、空対艦のミサイルを装備しており、小型無人機の短い航続距離を補完し、敵地の奥深くまで飛行して攻撃を仕掛けることができる。
中国は「スウォーム飛行」技術を向上させることで、大量の小型無人機を同時に運用する能力を向上させようとしている。

中国の新たな無人機「九天」の技術革新は、国際社会に大きな波紋を呼んでいます。これが示唆するのは、地域の安全保障状況が一層複雑化していることです。まず、九天は「ドローン空母」と称され、その収容力は敵地深奥での大規模攻撃を可能にする点で、戦略的威嚇を高めています。次に、小型無人機を同時に多数飛ばす「スウォーム飛行」技術の進化は、戦争におけるドローンの役割と軍事戦略のさらなる変革を示唆しています。これら技術の発展は、国際社会にいくつかの懸念を提示します。対抗策として、国際的な軍事技術の透明性を高める新たな条約の締結、ドローン技術の平和利用を確保するための国際協力、そして地域の緊張を緩和するための対話の強化が考えられます。
これらの施策を通じて、安全保障と技術発展のバランスを求めることが必要です。これを放置すれば、将来の軍事衝突のリスクを招きかねません。
ネットからのコメント
1、有人機を搭載するより、無人機を搭載する空母や艦船が、これからの主流になるだろう。その無人機も人間がコントロールするタイプではなく、AIとは言わないがプログラムで動くものになる。PYTHONでコントロールするドローンが、数年前から出ているが、中国が一番力を入れていることを感じる。日本もこういう教育(直接軍事ではなく、ドローンプログラムとして)に、もっと情熱を傾ける必要がある。
2、いずれ登場するとは思ったけど、従来の兵器と比べて飛躍的に費用も安くて高性能。子爆弾が全て自立飛行の誘導型クラスター爆弾みたいなもの。これはかなりの脅威だし、早急にドローン対策すべきだと思う。
3、今までは我が国は海洋国家。小型で安価なドローンが我が国を押し寄せてくる事はあり得ないと思っていた。仮に小型で安価なドローンが我が国の上空を飛び交っている時には既に海自側も空自側も壊滅状態だった筈だ。
しかしながら、このドローン空母とやらが実用化、運用された場合には我が国にとっては脅威そのもの。陸続きのウクライナ側やロシア側では安価なドローンが飛び交っているが、我が国を安価なドローンで攻撃するには航続距離が足りないと思ってはいたが。まあこのドローン空母とやらを撃墜すればいいだけの話しだが。しかしながら我が国には憲法上の縛りがある。専守防衛。撃たれてから撃つ。ここは考えるべきだろう。
4、重要なのは、これはまだ赤ちゃん段階ってことだ。10年、20年で指数関数的に軍事力の差が開く。AI研究、工業生産、ドローン、ロボティクス、それらの乗算で、軍事力が桁違いになる。日本は、韓国とともに北朝鮮と何とか戦うくらいしか余力なし。そんな国に喧嘩売れるのも今回が最後だろうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e6076a1f94d9b415e95b5d6655c233232a286cc5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]