事件概要:2025年8月11日、東京大学の准教授である斎藤幸平氏がTBSの報道番組「news23」に出演し、広陵高校が2025年の第107回全国高校野球選手権大会期間中に出場辞退した件についてコメントをした。出場辞退は、広陵高校内で発生した部内暴力問題がSNSで拡散されたことに端を発する。暴力問題の告発を受け、SNSでは誹謗中傷や爆破予告などの騒動が発生。
10日には同校校長が会見を開き、問題の深刻さを伝えた。斎藤氏は、高野連が早期に十分な調査を行わなかったことを批判し、甲子園のあり方を見直す時期が来ていると強調した。
コメント:広陵高校の出場辞退の件は、深刻な問題が内包されています。部内暴力の告発がSNSで拡散された後、学校と高野連の対応が遅れたことは非常に残念です。特に、暴力やいじめに対して十分な調査が行われなかった点は、今後の改革が求められる部分です。SNSが拡散する情報は真偽が不確かなことが多いものの、被害者の声が届く場所がSNSしかなかったという事実は、明確な制度の欠如を示唆しています。高野連は、もっと透明で迅速な対応を取るべきだったし、今後の大会運営には倫理的な配慮とガイドラインの強化が必要です。こうした事例は決して一過性のものではなく、競技を行う場の根本的な見直しを求める声が高まっています。
ネットからのコメント
1、数年前、アメリカのマスコミが甲子園を「クレイジーな大会」と報じた事あったね。骨端線の閉じてない未成年を炎天下で連投させるなんて虐待に近いと。海外マスコミじゃなくても、ここ数年で甲子園の異常さに気づいてきた人が増えてきて良い傾向。私企業である新聞社が主催して商業化、興行化がいきすぎて勝利至上主義になってる。他の運動部は高体連に属してるが、野球だけは自分たちが稼いだ金を他の運動部につかわせたくないので高体連に属さず高野連が独自に活動。高校全体の運動部のことなど全く考えず野球さえ良ければいいという独善ぶり。野球に興味のない子もいるのにブラバン部、チア部、一般生徒など学校をあげて応援。他の運動部の全国大会では保護者くらいしか応援いかないのにOBに寄付金募ってまで大遠征。他の部の生徒だって頑張ってるのに。もういいかげん野球部だけの特別扱い見直そうぜ。
2、野球も高校総体と同じ日程で行ったらいいと思います。野球だけ特別扱いするので利権で勘違いする学校、教員、生徒、保護者などが生じやすいと思います。
その結果、甲子園にいくことがすべてと勝利至上主義に陥りやすくなり教育とかけ離れていくと思います。教員間も他のスポーツの交流も少なく上甲子園は別格と一番の価値観になり、価値観が歪になり、いじめやいじりが生じやすくなりやすいのでは?
3、高校野球は暴力沙汰が極めて多く、高野連も管理しきれないようなので、結局、警察に通報して刑事処分していくしかないように思います。高校野球で名前を売っている高校は、暴力事件を公平に処理することは事実上できないと思われ、警察の介入なしでまともに解決することは不可能でしょう。高校生にもなると心身ともに成熟し、義務教育でもないわけで、教育の聖域を認めて犯罪をイジメなどと言い換える必要はありません、暴力事件は、原則として刑事事件として処理することが正しいように思われます。
4、この手の事件の対応について、文科省も、お達しを出してるんだよね。「いじめ暴行等、学校の範疇を超えたような事案は警察へつなげ」というような内容の(私立だからという言い訳はしないよね?)。また、被害者も、7月になってからではなく、事件直後の1、2月に警察に届けていれば、事態も変わっていたのだろうな。
SNSに流すより正当な方法だよね。学校は、捜査機関ではないから、調査には限界があるうえ、隠したいという思惑も絡むからね。捜査のできる機関に早めにつないだほうがいいよね。そうして事実がわかってきた段階で学校としての処分を考えるべきだったのだろうな。さすれば、野球を、学校を去っていたのは加害者になっていただろうな・・結局、今回のように時間がたってからだと、被害者が救われないものね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8d37ac201e108b30e7780980b7ca2a279ad9b030,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]