事件概要:2025年8月、米国で選挙区の区割り変更を巡る「ゲリマンダー」が注目を集めている。トランプ前大統領は、共和党の議会中間選挙勝利を確実にするため、テキサス州に対してゲリマンダーを実施するよう要請。これに民主党も対抗して区割りの見直しを始めている。ゲリマンダーは選挙の形骸化を招き、米国の民主主義や社会の分断を進める問題として広く批判されている。
テキサス州では、ゲリマンダーの成功により共和党下院議員の数が25人から30人に増えると予測されている。
コメント:ゲリマンダーは選挙の本質を歪め、民主主義の根幹を危うくする深刻な問題だ。選挙区の恣意的な変更によって、民意は反映されなくなり、特定の党の支持者の意向だけが優先されてしまう。この問題の背景には、党利党略が第一に考えられる制度の欠陥がある。まず、選挙区の見直しを非党派的な委員会に任せることで公平性を確保することが重要だ。また、選挙区区割りの透明性を高めるための法律を整備し、国民の監視を強化することも必要だ。さらに、州レベルでもゲリマンダーを防ぐために市民の意見を尊重する取り組みが求められる。党派による区割りの優位性を否定することで真の民主主義が取り戻されるはずだ。本質を見失った選挙は民意から遠ざかり、その危険性を直視するべきである。
ネットからのコメント
1、中学の教科書に出てたと記憶している。恣意的な区割りで怪獣のような形になってしまった。1800年代の大昔の話が現代になっても出てくるとは、アメリカの民主主義も終わりだな嘆かわしい。
2、日本の自民党と同じですね。ゲリマンダーだかなんだか知らないけど。選挙のための政治をやってるから、国民が貧しくなってくんですよ。一部が儲けて。日本もアメリカも、一度政党を解体して。もう政治家はボランティアでいいよ。民主主義ってゆう、草の根主義を体験させないと。農業でも政治家全員にやらせて、米のどん百姓から泥だらけ汗まみれで働いてイチから経験した人間のみ、政治家にならせないとだめだよね。第1次産業なんだから、農業は。大切なんだよ。なんもわからんでしょ、選挙のための政党のための政治なんだから。稲穂は成長するほど、こうべをたれて、すくすく米になるんだよ。
3、小学生の頃ゲリマンと呼ばれていました。しかし、ゲリマンダーがここまで深刻な問題だとは知りませんでした。記事を読むと、区割り一つで接戦区が一夜にして特定政党に有利になる“魔法”のような仕組みが存在し、それが実際に民主主義を形骸化させていると知り背筋が寒くなります。民意を汲むべき選挙が「党ファースト」の道具になってしまえば、対話や妥協はますます遠のき、分断が固定化されるでしょう。
ゲリマンダーという言葉を茶化した思い出と、今目の前で起きている現実の重さのギャップがなんとも皮肉に感じます。
4、今のアメリカでトランプにとって有利に働く事例で何が起きても不思議はないね。アメリカを専制君主制にしたいのだから。問題は完全に把握したころに生きてるのかなぁ?そんなに長くないことを理解してるから急いでる?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3b2fef0092cd4986c8a26eae57a80d1d9c2f2ca5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]