X JAPANのYOSHIKIは、東京で記者会見を開き、サウジアラビアのユネスコ世界遺産「Hegra」で特別コンサートを行うことを発表しました。この発表に際し、アニメ『ダンダダン』の楽曲がX JAPANの音楽に酷似しているとの騒動が話題となりました。YOSHIKIはSNS上で困惑を示しつつ、関係者にこの問題を委ねました。

アニメ側は謝罪し、YOSHIKIとの話し合いが前向きな結果に終わったと説明されました。騒動の収束が示唆された中、YOSHIKIは音楽活動に専念する意向を示しました。

この事件は知的財産権の重要性を改めて考えさせるものです。作品が類似していると指摘された際、迅速な対応が求められることは無論ですが、それ以上に重要なのは、こうした誤解を未然に防ぐ仕組みを構築することです。まず、プロジェクト開始前に関係者全員が著作権についての基本的な理解を持つこと。そして、オリジナル作品を参考にする際は、事前に創作者に連絡し、許可を得ることです。また、クリエイティブなプロセスにおいては、自分たちの成果物が他者の権利を侵害する恐れがないか確認するための体制を持つことが求められます。著作権への配慮が欠けると、想定外のトラブルで多数の関係者に影響が及ぶことがあるため、その危険性を理解した行動が必要です。

著作物の尊重という価値観は、創造的活動の根底にあるべきであり、その本質を見失わないようにすることが、より良い結果を生む基盤となります。

ネットからのコメント

1、X JAPANの長年のファンであるが今回のYOSHIKIさんの対応は少し残念でしたたしかに権利関係に厳しいアメリカで闘っている方だから、なおさら自分の楽曲に対してのオマージュなどには敏感だったのだろうとは思いますしかし言うほど紅に似てもいないしオマージュというほどでもないかな、というのが個人的感想ですこの位であればYOSHIKIさんほど大御所のミュージシャンならば笑って流して欲しかったし、このアニメの制作陣はもしかしてX JAPANや僕のファンなのかな　くらいでとどめたら良かったと思います本当に酷似してたり、最悪パクリと言えるレベルならYOSHIKIさんが言及する前に炎上し、然るべき事態に流れていたと思いますなので今回はYOSHIKIさんが少しフライングしてしまったのかなって印象です

2、おや？似てるなと思った時点で、最初からこうしておけばよかったのに、SNS等で個人で変な発信をした結果、盛り上がっているところに冷や水ぶっかけたのが良くなかったわけで、最初の主張はまっとうかと。

あのパロディは許しているのに、あの作者は許しているのに、器が小さいとか…は見てる側の意見であって権利者に対していうものでないと思う。こうやって騒いで、グレーゾーンに変な線引きすると互いの首を絞めるだけただ会社間の話なんだから、弁護士でも通して内々で決着付けるべきだよねという話。個人で発信して二転三転するから叩かれてしまうのではないかなぁSNS等で有名人のコメントが身近になったことで、カリスマ性とか神秘性とか失われつつあるよね

3、緊急会見ていうから何かと思ったらこんな告知か。どうせまたいつものように、YOSHIKIが契約しているアメリカの敏腕芸能エージェントが動いたんだろうな。大したものですね。張子の虎ほど、張子を大きく見せたがるものよ。

4、結局「著作権侵害の可能性」があったのか、なかったのか、よく分からない。『ダンダダン』側の説明だと「権利関係につきましても、関係各所と建設的に協議を進めております」とあるし、YOSHIKIの弁には「僕の創作物は、いろんな方が権利を持っている」ともある。著作権侵害の可能性があったなら製作側の不手際だが、仮に「話を通せ」レベルのお気持ち表明であればYOSHIKI側の難癖と言えなくもない。