コメの価格が高騰し、スーパーでの平均価格が5キログラム4335円に達しました。仕入れ値が下がらない一方で、国内最大手のコメ卸業者は暴落を予測しています。民間在庫が過去最大になると見込まれ、価格下落の可能性があります。大阪の交野市や箕面市では「おこめ券」の配布に否定的で、代わりに現金やギフト券を検討しています。渋谷区はデジタル決済でポイントを配布し、区民への支援を行っています。

コメ価格の高騰は消費者と卸売業者に深刻な影響を与えています。価格が暴落する可能性がある一方で、「おこめ券」の効果と配布が問題視されています。この状況の根幹には、コメの仕入れ値の高止まりがあり、消費者の購買力低下がさらに状況を悪化させています。制度の欠陥として、農家への概算金の急激な上昇と卸売業者の利益確保が不透明なままです。具体的な解決策として、まず、生産と消費のバランスを再調整するために、政府は農家への支援を再検討し、価格の安定化を図るべきです。次に、卸売業者と消費者のニーズを踏まえた柔軟な価格設定を模索することが重要です。さらに、消費者への直接的な補助や支援策が求められます。価値観として、農業の持続可能性と消費者の生活の安定を両立させる施策が急務です。この課題に直面し、抜本的な改革が期待されています。

ネットからのコメント

1、要は米の卸業者が高値づかみしてしまった新米が売れず、値引きして売れば大損するからなんとかしてくれ、という話。6月頃に新米の購入予約をする時に高値づかみをしてしまったということだ。　プロ中のプロであるはずの米卸専門業者の判断ミスという他ない。そのミスの尻拭いのためになぜ政府がおこめ券の配布を推奨し、卸やJAを支援する必要があるのか。米の価格を暴落させたら良いではないか。既得権益にまみれた農政が日本の農業をダメにしたのにまたそこに戻ろうとしている。

2、もうお米券とか公的機関の介入を止めてみたらいいんじゃないの。高値で市場を混乱させた卸業者を税金で救済する義理は無い。放置した方が卸業者は不安になり損切りで少しずつ値下げしてくるでしょう。卸業者に票を入れてもらっている議員は騒ぐだろうが、次の選挙の指標になるから良いと思う。

3、米が売れ残っている今、お米の価格が高くなっているのはお米券が配られれば高値で売りさばくことができるためです。お米券さえ中止になれば業者は安売り合戦をするでしょう。

鈴木大臣は国民にいくら批判されても、農家やJAにとっては神様だから選挙は安泰。それが族議員。

4、卸業者に損失が出ようと自己責任。消費者として気に病むことではない。それにしてもコメの価格高騰、これでも流通の問題ではなかったと言い張れるんだろうか？政府批判に終始したマスコミの報道姿勢にも疑問を感じる。コメの価格は市場が決める。政府は介入しないと言った農水大臣、その姿勢を貫いてくれますように。こちらは価格が落ち着くまでカルローズ米で凌ぎます。というかこれも悪くない。価格次第では今後もこれでいいかな、という気にもなっている。