紀藤正樹弁護士がXでジャーナリストの桜井よしこ氏の産経新聞コラムに対して批判を表明した。桜井氏は「南京大虐殺はなかった」と主張し、「日本の研究者によって証明済み」と述べたが、これに対し紀藤氏は、「真っ当な研究者で南京事件そのものがなかったと主張している人はいない」との研究者の意見を引用し、「残念」と述べた。政府の見解は、1937年の日本軍の南京入城後、非戦闘員の殺害・略奪を否定できないとしており、犠牲者の人数は諸説ある。
また、日中歴史共同研究では南京虐殺事件として認められ、20万人以上の犠牲者がいたとされるが、これについても人数は様々な推計がなされている。
紀藤正樹氏による桜井よしこ氏への批判は、歴史認識の偏向と無責任な言説に対する鋭い刺を感じざるを得ません。彼女の発言は、歴史的事実に対する無理解と、それを政治的に用いることの危険性を露呈しています。南京事件は、戦争の悲惨さと人間の暴力性を示した歴史的な事実であり、現代の我々はそれを正確に理解し、記憶すべきです。まず、桜井氏の主張は精査された学術的研究に基づいていないことを確認し、発言の基盤となる情報を公開するべきです。また、公的な場での歴史認識に関する発言には、より慎重さと責任を求め、誤認を招かないよう政府やメディアが徹底した情報提供を行うべきです。
これにより、歴史の誤解が蔓延することを防ぎ、社会の健全な歴史認識を育むことが求められています。過去の悲劇を否定することは、その犠牲者への侮辱であり、人道的価値観に対する挑戦であることを痛感せずにはいられません。
ネットからのコメント
1、南京大虐殺はありませんでした。南京入城した叔父の話、「大尉の中隊長から抵抗しない人達を撃つな」との命令があり隊員は従っていたとのことです。現地にいた人達から大虐殺の話を聞いたことは全くありません。多くの外国人も南京に居住していましたが何の証言もありません。30万人殺害なんて物理的に不可能なこと、何時までも出鱈目な内容に振り回されないようにすべきです。
2、10万人を殺すためには余程計画的にやらないと難しい。弾薬や軍刀なども相当数準備し、占領後の作戦行動の忙しい時期に、作戦を一時中断するなどしないと困難と思われます。南京占領後、たしかに一部の部隊や質の悪い兵隊による不正かつ残虐行為があったことは否定できないと思いますが、虐殺と称する程の行為を行う発想も余裕も日本軍には無かったと思われます。
3、南京大虐殺とのことが伝聞によるものを証拠にして、東京裁判や中国での裁判で決定されているものです。もし現実的な証拠があれば中国政府はきちんと発掘調査が出来るのではないかと思います。そうした客観的証拠を出すこともなく、誰かの言葉だけで事実認定をしている裁判等が問題になるのだと思います。また南京市の人口統計調査もきちんと調査することが必要です。
4、当時、従軍記者として南京進行に同行した朝日新聞の記者でさえ、東京裁判で南京大虐殺のワードを初めて聞いて、同僚従軍記者を集めて聞き取りをしたが、その様な事が有ったのを知る者は1人も居なかったと言ってましたよ。大虐殺と言う程の出来事を従軍記者が分からないなんて事は無いと断言してました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/584df7e6d161137a98e9fc2c6a4dc370951331b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]