神宮球場はその歴史的な背景から、古い設計が特徴です。しかし、この設計が現代の観戦環境において大きな問題を引き起こしています。特に座席スペースが狭く、前後左右や足元の空間がないため、観客は快適に試合を楽しむことが難しい状況です。夏場には特に隣人との間隔が近くなることで不快感が増し、これが観戦体験を大きく損なう要因となっています。

入場料は決して安くないため、観客としては費用に見合った快適さを求める声が増えています。近隣の新しい国立競技場などでは、外国人観客も気持ちよく観戦できるよう、十分なスペースを考慮した設計がされており、これに対して神宮球場の改善を求める意見が多く見られます。

この狭さは単なる不快感にとどまりません。遠い過去の設計に基づくために、多くの観客が試合の本来の楽しさを体験できない現状は異常です。背景にある制度的な欠陥として、古い施設の更新が無視されている可能性が挙げられます。解決策として、まずは座席間隔の拡張及び設計の再検討が必要です。次に、ファン目線での観戦環境を提供するための調査を行い、実際のデータに基づいた改善を図るべきです。また、価格と同等の快適性を約束する制度を確立し、公平な観戦環境を提供すべきです。この未だ古さに支配された観戦環境から脱却し、神宮球場が再び魅力的な選択肢となる日を迎えることが求められています。

ネットからのコメント

1、神宮球場内野席全般にいえる事だが、前後の幅が狭く足下に荷物を置いている方が殆どなのでビールや汁物を持っての左右の移動は超大変。

更にネット裏前方は、傾斜が少なく前の人の頭で価格が高い割には見辛い。一方先日観戦した外野席後方は、背もたれが無い分圧迫感が少なく足元も広く感じる。ダイヤモンドからは遠いいが、見下ろす形で意外と見やすい。何れにしても新球場建設では、体の大きい外国人客も多い事もあるし内外野全席のスペース改善は必要でしょう。

2、ネット裏の高い席でも狭さは共通ですね。当方細身男子ですが隣りの女性とずっと肩が触れ合ってました。また屋内の狭い通路に人が立って居るので邪魔だと思ったら、屋台の順番待ちの印が付いていました。他に待つ場所が無いと言う事の様です。早く建て替えないと危ないと思います。

3、そもそも神宮球場がほっともっとフィールド含めて他のフランチャイズ12球場と決定的に違うのは、所有権と運営権がいずれも明治神宮にあってスワローズは一切関わっていない事。『神宮球場はスワローズの本拠地で大学野球は間借りしているのではないか』って思う人が多いと思うけど、反対にスワローズが間借りしている。東京ドームもジャイアンツは一切関われていなかったけど、2020年11月27日に三井不動産が所有運営する東京ドームグループの株式公開買付け(TOB)をやって、成立後に三井不動産は読売新聞グループに株式を2割譲渡したので、ジャイアンツも間接的にとはいえ東京ドームの運営は関われている…なのでいくらファンが改修を願っても、明治神宮が首を縦に振らない限りどうしようもないのが実情…

4、古い球場だと甲子園も昔は狭かったけど今は広くなったし神宮もって言いたいけど建て替えが決まってるし無さそうエスコンを経験した身としては他の球場も狭く感じるし改装、今後出来る新神宮、千葉の球場等は間隔を広くして貰いたい