日本の長期金利が上昇し、10年金利は2%に近づき、30年金利は過去最高の3%台前半を記録しています。この背景には日本銀行の利上げ観測、海外の長期金利上昇、そして日本の財政要因があります。物価や人件費の高騰により、国債の利払い費の増加も懸念されています。高市政権の積極財政が金利上昇を加速させているという見方がある中、11月に発表された補正予算が21兆円に達すると、さらに上昇が加速しました。
また、日本が長期間続けてきた超低金利政策の影響から、金利上昇が過度に誇張される傾向もあります。
このニュースは批判が必要です。日本の金融政策と財政の健全性が問われる状況が続いています。まず、現状の金利上昇は日本経済にとって異常な事態であり、これは単なる市場の一時的な変動ではなく、構造的な問題が絡んでいます。日本銀行の利上げ観測や財政の急激な拡大が主要な要因ですが、政府の予算管理能力も問われるべきです。具体的には、国債の発行量に対する厳格な監視、財政支出の効率化、そして金融政策の慎重な運営が必要不可欠です。これらの対策が講じられなければ、日本は「トリプル安」という危機的な状況に陥る可能性があります。これまではデフレ型経済に依存してきた日本ですが、今こそ、本来の経済力を発揮するための大胆な政策転換が求められています。日本の未来は、その選択にかかっているのです。
ネットからのコメント
1、継続的で大幅な物価上昇に高市政権の放漫な財政支出が重なれば、長期金利は上昇して当然だ。珍しく経済の理論通りに動いている。異常なのは日銀の政策金利で、海外に比べればタダ同然の金利になっているのは明らかに異常。
利上げ観測など問題でない。本当の利上げを次こそは実施しないと、市中金利と政策金利のギャップで、中央銀行の意味がなくなる。
2、イールドカーブコントロールとかいうデタラメ政策をやめたのだから長期金利が上がること自体は自然なことではあるが、とはいえ高市政権が補正予算出してから加速したことから、高市政権による影響はかなり大きいでしょう。もちろん、高市政権による財政不安だけが原因ではありませんが、ただでさえ上昇局面なのにも関わらず、長期金利上昇を加速させるような政策が良いものなのかどうか、有権者はきちんと考えなければいけません。特に日本は巨大債務を抱えており、それを返すための金利も大きく上がっていくことになるのですから。いつまでも、長期金利は高いけど政策金利は低いなんて誤魔化しはできません。
3、長期金利の上昇は予想してたし、まだ上がると思う。要因は近年のインフレと積極財政で国債の発行は膨れ上がるから債権安になるのが普通。まだ1.9%だし、世界的に見ても低い方。対して政策金利が低すぎることが円安に繋がっている。
高市さんの考えだと財政改善よりインフレで債務を減らす方が効果的だということ。個人としてはインフレをいかした資産形成が必要な時代。
4、今の日銀は中立金利を目安にしてるが問題は何を中立と規定してるのかが不明物価対策を政策金利決定指針の主とするのなら10月の前年同月比の物価上昇率(食品、エネルギー含まず)が3%に達してるのだから、政策金利か変動金利が3%超でないと中立金利とは言えないのでは?そう考えれば、金利はまだまだ上昇するのは異常とは言えない
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5dcbcb6db8d0f35945cac8c036fe7a905dc57e27,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]