厚生労働省は、介護福祉士資格に関する特例措置を延長する方針を調整中です。これは国家試験に合格しなくても資格を得られる制度であり、特に専門学校の卒業生や外国人留学生が対象とされています。日本の介護業界は深刻な人手不足に直面しており、この措置により、多様な背景を持つ人々が介護福祉士として働きやすくなることを目指しています。11月10日に関係者からこの方針が明らかにされましたが、具体的な延長期間や条件についてはまだ詳しい情報が発表されていません。
介護業界が抱える人手不足問題に対する特例措置の延長は、表面的には人材不足への一時的な対策として機能するでしょう。しかし、国家試験を通じて介護福祉士の質を維持する原則を覆すことには問題があります。この一時的な延長が長期的に続く場合、業界全体の質が低下し、介護サービスの信頼性が損なわれる可能性があります。制度の欠陥は、即座に適切な国家試験支援や準備プログラムの提供から解決すべきです。また、外国人留学生のための特別なサポートや実技研修を充実させることが重要であり、同時に、介護現場での経験を評価する仕組みを導入することが求められます。これらの改善策は、単なるグローバルな人材確保のための制度で終わらせるのではなく、真に質の高い介護サービスを提供し続ける社会への貢献を示すべきです。
ネットからのコメント
1、農水省が安易にお米券を配る話にもよく似た話、介護福祉士の資格が無くても良いみたいな特例って、一生懸命頑張って資格取得した人を馬鹿にしていますよね。だったら国家資格なんて元から不要で高い金支払って公的資格にする必要も無い。
介護職に人が集まらないのは賃金形態が他の業種、業界に比較したら安いにも関わらず、体力と気力を高いレベルで要求されている現状からでしょうに。厚労省の責任者はこの事実を如何に考えているのか!?もっとしっかり仕事して貰いたい。
2、完全に終わってるなんの為の実務経験三年以上なのよみんな苦労して金払って資格を取りに行き、初任者研修⇒実務者研修をへて介護福祉士の受験資格者だろ初任者研修の部分は今はいきなり実務者研修を受けれるから置いといたとしても外国人、実務経験が無い人間がいきなり介護福祉士です!と現場に出たらどうなるか考えなくともわかるだろコツコツ経験を重ねてきた職員だっておもろくないはず中にはまだ実務が二年しかなく来年の試験には勤務日数が足りず受験出来ない人もいる外国人を差別するつもりはないだがこの国の日本人より優遇され外国人が国家資格となる介護福祉士を取得できるなんて誰がなっとくするなっとくするのは現状を理解せず、安易に人員確保だとかって考える政治家だけあまりにも幼稚過ぎる
3、国家資格と言いながら今ではすっかり簡単に取れる資格の代表みたいになってしまった。働き手確保は必要だと思うけど、だからといって特例⁈⁇違うでしょ!!介護保険が始まった時に介護福祉士の資格をとったけど、まさか20年でこんなに資格が軽いものになるとは思わなかった
4、国家試験に合格しなくても資格付与って?だから介護福祉士の質や認知度が低下する。例えば医学部卒業したからといって国家試験に合格しなくては医師になれない。何のための国家試験なの?これではいつまでたっても介護福祉士の地位は向上しないな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e60ed99ed61d55675972c6071d824e03c549364d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]