自民党の森山裕幹事長の進退問題が注目されている。参院選で与党が惨敗し、責任を取る形で辞任を示唆したが、石破茂首相は慰留する構えだ。少数与党の国会運営において森山氏の調整力は不可欠だとされるが、後任候補の小泉進次郎農林水産相や林芳正官房長官の経験不足を指摘する声もある。政権の命運を握る森山氏の去就は、総裁選前倒しを巡る議論と相まって複雑さを増している状況だ。
辞任ドミノへの懸念も併せて浮上している。
政治の舞台で起こっているこの状況は、制度の欠陥を浮き彫りにしています。第一に、政治的責任が個々の指導者に過度に依存している現状です。現代の政治は集団での運営が基本であり、重要なポストが一人の能力に大きく依存するのは異常です。第二に、後任候補者の育成が不十分な点も問題です。これにより、鍵を握る役職の継承が難航し、政権が停滞するリスクを抱えています。具体的な解決策として、後継者育成プログラムを設けることが急務です。また、集団運営への移行を進め、各メンバーが責任を分担する制度の強化が必要です。そして、政治への参加と教育を促進し、大衆の声を反映させることも進展を促します。この状況は、政治が個人の手腕に依存しすぎる過去の構造から脱却する絶好の機会であり、変革こそが未来を築く鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、今更裏金議員がとか石破総理は言ってるそうですが、郵政選挙のように総選挙で裏金議員を非公認にして刺客を立てる方法もあったのに非公認は一部で刺客も立てず、それどころか裏金非公認候補の支部に2000万円支給という判断を下したのは石破氏や森山幹事長なのですから都議選や参院選の惨敗も含めるとどちらかが責任取らないといけないでしょ。しかも衆院の多数派工作で裏金非公認議員を会派に入れるような事をして今更裏金がと言うのは見苦しい。そもそも総裁交代をテレビで公言した斎藤前経産相は石破派だったりで裏金議員だけが降ろそうとしているわけではないです。>森山氏を副総裁に据えて、引き続き政権運営に関与させる案がある。名誉職とはいえ選挙敗北の戦犯を昇格させたらヤバ過ぎでしょ
2、森山さんは影の総理大臣とも言うべき存在だ。もともと党内での求心力が無い石破首相にとっては慰留したいのだろう。ただそれをすれば、選挙戦三連敗の責任を誰も取らない形になり、首相の党内での求心力はさらに無くなるだろう。森山さん自体の言動も国民感情を理解しないものが多く、役職にとどまれば、自民党の支持率はさらに低下する。
首相は目先の利ではなく、もう少し大局的に物事を考えるべきだ。
3、石破首相は森山幹事長を慰留する構えである。森山幹事長は消費税減税に対して頑なに反対して、コメ価格の値下げも反対していた。それなのに中国に対しては対応が甘く誰のために政治をしているか疑問である。国民を第一に思うならガソリンの暫定税率を撤廃するとか消費税を下げるとか国民が肌で感じる政策を取って欲しい。石破首相は民意を真摯に受け止め国民目線の政治をして欲しい。
4、森山幹事長には、選挙大敗の責任が大きくある。「消費税を守る」発言は流石にマズかった。あんな国民の気持ちを逆撫でする発言をすれば、国民の支持が離れるのは明らか。揚げ足取りと言えなくも無いが「消費税より国民の生活を守れよ」との意見は、説得力と言うか、力がある言葉だったように思う。そもそも幹事長続投もなにも、まずは石破政権が続くのかどうか、と言うことが先に問われる話でもある。マスコミはここに来て、弱い石破政権は逆に良い、みたいなスタンスになっているが、選挙の3連敗は国民からの拒否と思うべきではないだろうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/458b7a2df3937eb0b131accedb70800ba33281b5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]