高橋弘樹氏は31日、X(旧ツイッター)において、元参院選候補者の多田ひとみ氏がメディア「ReHacQ」に出演するために国民民主党を離党したことについて、党に対して批判の意を示した。多田氏は兵庫選挙区で落選した後、NHK党の立花孝志氏とともにReHacQに出演する企画を告知。その出演のために党から離党しなければならない状況となり、高橋氏はその決断に対して疑問を呈した。
彼は、党内で議員や候補者が自由に言論を行うことが重要であり、外部での議論に制約を加えることは問題であると主張した。また、多田氏は兵庫県政や立花氏に対しても率直な意見を述べ、今後は無所属で活動を続け、1年半後の県議会議員選挙に向けて準備を進めることを明らかにした。
高橋氏の批判的な姿勢は、政治的自由と民主主義の重要性を訴え、政治体制の健全性について再考を促す内容であり、メディア出演を通じた自由な言論の推進を支持している。
多田ひとみ氏が出演を控えて離党を決断した背景には、言論の自由が十分に尊重されていない現状が影を落としている。政治的意見を表明する場において、個人の選択を制限することが許されてはならない。多田氏が出演のために党を離れる選択をせざるを得なかったことに対して、私たちが感じるべきは、政治とメディアが自由で開かれた議論の場として機能するためにはどうすべきかという問題意識だ。
議員や候補者がメディアに出演することは、彼らの個人としての自由であり、その判断に対して党が干渉することは、本来あってはならない。党内での自由な意見交換が不可能となれば、民主主義自体が脅かされかねない。党の組織論理を越えて、個人の言論の自由を守るためには、政治体制の刷新と、議論の場を提供することが急務である。
政治家が自分の信念に基づいて行動できるような環境づくりこそが、未来の健全な政治を築くための第一歩だと強く感じる。
ネットからのコメント
1、視聴してましたが選挙中にリハックに出させなかった兵庫県連と選対の判断は正しかったと思います。聞いていても何を話しているのか理解できなかったし、斎藤知事の第三者機関による報告書を見ていないのは決定打。この報告書が正しいかは別として感情だけで話をしていては議論にもならない。
2、所属に従うのは当たり前の話ではないか?その上で、離党してまで出たと言うならむしろ本人を尊重したということで党としての風通しはむしろよいのではないかと思う。本人が番組出演と党の所属を秤にかけて、番組を取ったというならそれまでの話ではないかと。
これを封殺と取られると、ガバナンスとはなんなのかという話になってしまう。議員個人で奔放なことを言っている参政党の混乱を見たら、党としての方針は堅持してほしい。
3、どこの党に属しているってのが個人名より先に出るのだし、その党が「これはやめて欲しい」と言っても変ではないと思います。党が危惧したものがあるんじゃないの?番組の中身に。兵庫県での立ち位置もあるだろうし。離党はご自身の判断でしょうから(そうまでして出演したいってのもよくわからない)仕方ないのでは。
4、これは県連悪くないと思いますが…なんなら県連は離党の話を知らなかった上に、本人が自分の意向と仰ってるのですから。党側に問題あると思うなら何を根拠にそう思ったのか言っていただかないと。あと、最近は高橋氏にも「出ないとおかしい」とかいきなり凸電とかTHEテレビマンみたいな奢りが見えてきている気がします…
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/67129ad16fe7fd07cc43cdc70ecc175a85eb04b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]