アメリカのアラスカ州で15日に開かれた米ロ首脳会談で、トランプ大統領がロシアのプーチン大統領を笑顔で迎えたことがウクライナ市民に衝撃を与えた。ウクライナでは、活動中の兵士が戦死するなどの悲劇が続いており、住民のナタリア・リペイさんは息子を失った悲しみを語った。米ロ首脳会談ではウクライナ戦争に関する合意はなく、和やかな雰囲気が報道されたが、ウクライナのゼレンスキー大統領は18日にアメリカを訪問し、トランプ大統領と戦争終息について議論する予定である。
この事件は、米国が国際刑事裁判所から戦争犯罪容疑が提起されているプーチン大統領を温かく歓迎したことに多くのウクライナ人が驚愕したことを示しています。ロシアの侵攻によって疲弊し続けるウクライナにおいて、国際社会の支持が不可欠です。しかし、今回の会談はその期待に反するものでした。問題の本質は、国際的な圧力が効果をあげず、軍事力を背景にした外交が優先されている現状にあります。解決策として、1) 国際社会が一致団結し、侵略に対する強固な制裁措置を取ること、2) ウクライナの声を重要視し、彼らの立場を反映した交渉を進めること、3) 民主主義と国際法を尊重するリーダーシップの育成が求められます。人道的価値観を共有しない外交の結果は、無情な現実をもたらします。国際社会は真に平和を希求し、協力しなければならないのです。
ネットからのコメント
1、日本も気を付けないとね。尖閣等上陸され、実効支配されると取り返すのは容易ではない。竹島や北方領土のように、新たに武力にて取り戻すのはリスクがある。所詮力と経済力が大きな国には勝てない、きれいごとや感情論で情的な決定がなされるわけではないことを日本は自覚すべきだ。いつまでWW2を引きずるのか。流動的な世界情勢で軍事力と経済力がいかに重要かわかるだろうに。
2、トランプと会談のある時くらい砲撃を止めればいいものを平気で人を殺し続けるプーチンって人にあらずですね。こんな者とまともな話し合いなんてできない事はトランプ以前からわかっているはずなのに。皆が懸念する通りプーチン側と思われても仕方ないですね。平気で約束を破る国という事は歴史を見ても明らかですし、こちら側の常識では解決出来ないのでは。
3、プーチンがしつこく言及する「紛争の根本原因の除去」てのは要するに「非ナチス化」(マイダン革命前の親露政体への回帰)、非軍事化、中立化の三点。独立国家に対する主権侵害どころか無条件降伏と同義なのだが、これらが達成されなければ和平は出来ないとプーチンは公言している。
ウクライナは勿論、欧州各国も認める訳ないが無い。プーチンとしてもアメリカの対ウ支援を止めて追加の経済制裁をさせなければ良いだけだし和平案などこれらの目眩ましに過ぎない。ロシアの和平の前提はゼレンスキー体制の解体と親露の傀儡政権樹立だし仮に欧州主導の安全保障の枠組みが出来ても後でウクライナ自ら放棄させるなど、どうにでも出来る。結局、和平の弊害はロシアではなくゼレンスキーだ、というプーチンのこれまで同様の偽ストーリーにトランプはまた丸め込まれる可能性大。
4、今アメリカにとって最大のライバルは中国だと思います。ロシアに恩を売りこれ以上ロシアが中国に近づくのを阻止したい、できればロシアを巻き込み中国包囲網を作りたいとでも思ってるんでしょうか?ウクライナは道具に使われた感じでたまったもんじゃないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2bf69cf234b459a05024714534efaa6cb39555b6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]