東京・赤坂にある個室サウナ店で火災が発生し、利用していた夫婦2人が死亡する悲劇が起きました。この事件のポイントは、非常ボタンの電源が入っておらず、ドアノブが外れていたため、夫婦が閉じ込められて逃げられなかった可能性がある点です。警視庁と東京消防庁の現場検証によれば、設備に不具合があった場合、店舗側には業務上過失致死罪や安全配慮義務違反が成立する可能性があるとされています。
民事訴訟では、利用契約による損害賠償責任が問われるかもしれません。さらに、店舗内の指揮命令系統の確認が重要な捜査ポイントとなっています。

この悲劇的な事件には、鋭い批判が向けられるべきです。サウナという密閉空間での安全性が確保されていない現状は異常であり、店舗側の責任は重大です。本件における主な問題は、設備の不備とその放置です。まず、非常ボタンの作動確認とメンテナンス、ドアノブの定期点検を必ず行うべきです。次に、施設の安全基準を業界全体で見直す必要があります。さらに、定期的な第三者による安全検査制度の導入が求められます。これにより、サウナを利用する人々の安全が保証されるでしょう。顧客の命を軽視するような企業風土を断固として排除し、安全と信頼の再構築を図るべきです。店舗の利益と利用客の命、どちらに価値を置くべきかは明白であり、今回の事件を契機として抜本的な改善を期待します。

ネットからのコメント
1、これは「不運な事故」ではなく、人災の疑いが極めて濃い事案です。密閉空間で高温を扱う個室サウナにおいて、脱出口となるドアノブが外れ、非常ボタンは電源すら入っていなかった可能性がある——その状態で営業を続けていたとすれば、もはや安全管理とは呼べません。非常装置は“飾り”ではなく、命を守る最後の砦です。それが機能しないまま放置されていたなら、店舗側は「想定外」を言い訳にする資格はないでしょう。火災や体調急変が起きれば致命的になることは、専門知識がなくても容易に予見できます。個室・無人・高級志向といった言葉の裏で、安全確認や点検がコスト削減の対象になっていたとすれば、本末転倒です。亡くなられたのが利用者であり、しかも夫婦だったという事実の重さを、事業者も業界も真正面から受け止めるべきです。
流行や収益性より優先されるべきものが何か、今一度突きつけられていると思います。
2、最高月額39万なのに安全性ゼロ。わたしがバイトしてた別のサウナは毎日必ず従業員が開店前に非常ボタン押してフロントが鳴るか確認してたよ。ドアも押すだけのタイプのドアだったけどちゃんと押し引きできるか毎日点検してた店長から「お客様が倒れてないか具合が悪くなっていないか常に気にかけるように」と指導されました。非常ボタン電源切ってドアノブぐらぐら、フロントは無人って…モノトーンで高級に見せてお客さんからお金だけとっておしまいだったんだね、この店。
3、スマホ持ち込みはダメだけど、こういう場合に備えて耐熱ケースとかに入れて置けないのかな。カラオケみたいに電話が繋がるようにしておくとか。なんならサウナの電源?をオフにできたりする機能があってもいいと思うんだけど。地震などでドアが歪んで開かなることも考えると非常に怖い
4、ホテルニュージャパンの大火災から40年以上経つと言うのに、まだまだ同様な人災による悲劇が起こるのは残念としか言いようが無いですね。
当該のサウナのオーナーが利益優先主義によって、防火管理体制を蔑ろにしていたのは明かです。非常用ボタンや消防用設備等がしっかりと機能するかどうか確認していなかったのは安全管理として言語道断でしょう。 亡くなられたご夫婦からしたら、こういったお店の杜撰な安全管理を知る由も無いのだから酷い話です。管理者の重過失は明かなので、しっかりとその責任を追及するべきだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1a4f995195ec97cda09dfd210b01b04a5c8b9501,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]