フィンランドで、アジア人への差別とみなされる「つり目」ポーズをめぐる問題が発生しました。発端は、今年のミス・フィンランドに選ばれた女性が、「中国人と食事中」として、指でまぶたを引っ張り上げる「つり目」のポーズをした写真を投稿したことです。この行為は韓国大手メディアでも大きく報じられ、議員の中には女性を擁護する意見もありましたが、結果的には女性はミスの称号を剥奪されました。

この問題に対して、フィンランドのオルポ首相は日本、中国、韓国に謝罪を行い、「人種差別、あらゆる差別はフィンランド社会にあってはならないものだ」と述べています。

この問題は、社会の深層に潜む差別意識を浮き彫りにしました。特に公共の立場にある人々による行動は、社会全体に影響を与えるため、その異常さの認識が求められます。まず、教育や啓蒙を通じて多様性への理解を深めることが欠かせません。学校や職場における研修制度を充実させ、偏見を持たない社会を築く必要があります。また、差別発言や行動に対しては法律での厳格な対応を強化し、違反者には罰則を科することも検討するべきです。さらに、政治家や公職者は模範となるべく、自らの行動を常に見直し、差別のない世界を目指して先導する義務があります。これらの改善策を実施することで、より公平で公正な社会が実現し、個々の尊厳が守られることを期待します。

ネットからのコメント

1、目が小さいとか離れてるとか言われたら傷つくかもしれないけど日本人って相対的にあまりつり目の人って多くはなくて正直あまり響かないっていうのもあると思う・・・

2、日本には諺がある。雨降って地固まる。災い転じて福となす。仲良く行きましょう。それでも彼らが改めないなら、人の振り見て我が振り直せです。我々は誇り高い日本人です。

3、ミスフィンランドとやらがやっただけならまだ良かったんだが、問題は議員が便乗したことだろ。さすがにこれは一個人の価値観ではなく、国家としてアジア人に差別意識を持っているってみなされても当然のことしてるんだぞ。謝罪して終わりなら、所詮形だけ。議員に明確な処罰でも無い限りそういうことだろうね。

4、フィンランドという単語だけを検索してみても、この女性のつり目ポーズの写真が直ぐに出て来た。こぞって同じポーズをして写真をSNSに上げた政治家達や、彼らに賛同したり擁護する国民達に、よくも人権先進国と言えたなと思った。フィンランドの首相が日韓中に謝罪したが、件の政治家や自国民に向けて、今回の差別行為についてどう啓発していくのだろうか。