那須川天心が挑戦者決定戦の出場指令を受けた件について、元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏が批判を展開しました。WBCは天心（27＝帝拳）とメキシコの元世界2階級制覇王者エストラダ（35）に指令を出し、ランキング操作によって、試合を行っていないエストラダを1位に昇格しました。細川氏はこの動きを批判し、特に負けたばかりの天心をターゲットにする背景には経済目的があるとの見方を示しました。

帝拳サイドも困惑している様子が見られ、WBCが特別な「サムライベルト」を利用して認定料を増加させる意図がある可能性が指摘されています。

この件については、非常に疑問が残ります。WBCの一方的なランキング操作は、ボクシング界の公平性を脅かすものであり、スポーツ精神に対する冒涜です。まず、透明性の確保に努めるべきです。ランキングの決定プロセスが曖昧であるならば、外部監査を導入してその正確性と公正性を検証する必要があります。そして、選手の状態を考慮した試合のスケジュールを組むことで、彼らの健康とキャリア形成に配慮することが求められます。さらに、無理な認定料の増額を避けるために、新たな収入源を模索するべきです。スポーツは金銭的な駆け引きが優先される場ではなく、公平な競争と努力を称賛する舞台であるべきです。

これらの問題を乗り越え、ボクシングの本来の価値を取り戻すことが求められます。

ネットからのコメント

1、WBAのスーパー王者や正規王者・暫定王者・休養王者、WBCのダイヤモンド王者等、分かりにくい興行を増やして現場を混乱させるのが、各団体の常套手段になってきてますよね。IBFやWBO、リング紙認定ベルト等も合わせると、ベルトは一体何種類あるのやら。。。だからこそ、みんなパウンド・フォー・パウンドのランキングを見るようになったのかもしれません。最近は聞かなくなってきたのですが、各階級でNO.1を目指すWBSSを計画して、誰が強いかを分かりやすくして欲しいですね。

2、WBAとWBCの2団体だった頃、ランキングには地域王者が必ずランキングされていた。欧州王者・北米王者・南米王者、そして東洋王者。これに前王者と上下から移動して来た有力ボクサーが加わる。なので2団体ともかなり似た選手が並んでいた。ぽっとでの選手など入る余地は無かったな。そんな時代が懐かしい。

3、可哀想だとか主義がどうこうではなく、もっと根本的な問題として、チャンピオンでもないランカー同士に出場司令というのが根本的にありえない。

チャンピオンならば、ランキング制度の意味を保ち、１位の人間に必ずチャンスを与えるという意味で指名試合があるのは理に適っているし・・・王座空白となった時に、その空席を長期化させない為にも、上位ランカーを指名してタイトルマッチを行わせるのも理に適っている。しかし、今回のように正式なチャンピオンの居る階級におけるランカー同士に指令となると、正当な理由がまったく無い。シンプルに「間違っている」し、WBC側が糾弾され、謝罪が必要な事案だと感じる。

4、まぁこのランキングはボクシングファンなら疑問に思うよねたぶん、天心はWBCからしたら良い客寄せパンダ扱いしてるんだろうな、という印象がある天心ブランドがガタ落ちする前に、稼げるだけ稼ごうとランキング2位に留めて話題性のあるカードを意図的に作ったように思えるそういやクロフォードともお金の件で揉めてたよねWBCは金が無いのかな？内情はわからないけど、金稼ぎに走って選手より金を生む方が大事なように見える