2023年10月15日、アメリカのアラスカ州でロシアのプーチン大統領とアメリカのトランプ大統領がウクライナ侵攻後初めて対面で首脳会談を行いました。プーチン氏は、この会談が「非常に有益」であったと評価し、戦闘の早期終結を望むトランプ氏の立場を尊重すると明言しました。そして、危機の根本原因の除去が解決の鍵であると主張しました。
会談では、エネルギー、宇宙探査、北極圏開発のほか、米ロ間の経済協力についても話し合われました。プーチン氏の帰国には、アメリカの戦闘機による護衛が行われ、その映像が公開されるなど厚遇が示されました。
今回の首脳会談は多くの人々に注目されましたが、その「非常に有益な」成果と厚遇ぶりは果たしてどのような意味を持つのでしょうか。現状では、戦闘の早期終結に向けた前向きな動きがあるように見えますが、根本的な問題の解決に至るまでにはまだ多くの課題があることは否めません。問題の核心はウクライナ侵攻そのものにあります。国際法に反する行動が続けば、どれだけ会談が有益であったとしても、実質的な平和は遠のくだけです。それに対して、我々はどのような対策を講じるべきなのでしょうか。まず一つ、国際社会が一丸となり、侵攻停止を強く要求することが重要です。
次に、継続的な外交努力によって緊張緩和を図り、長期的な平和構築を目指すべきです。そして、国際的な監視と制裁措置を適切に用いることで侵攻を抑制する可能性を考慮すべきです。異常状況は一時的な外交イベントで解決するものではなく、多面的な取り組みが不可欠です。結局、戦争の終わりを期待しているだけでは本質的な解消は達成されません。重要なのは、その根本原因にしっかり対峙し、実行可能な対策を携えて未来を築くことです。
ネットからのコメント
1、「非常に有益だった」という事は西側にとって無益だったという事ですね世界が固唾を飲んで見守っていたと思うけど結局はプーチンに国内外にアピールする為に政治利用されただけだったという事トランプはノーベル平和賞ほしさに何の戦略も持たずに暴走したけど今回の交渉が上手くいってもいかなくてもアメリカへの直接的な影響はほとんどないからトランプもそんなに深刻に思っていないのでは?ウクライナ国民にしてみれば微かな希望を持って見守っていたと思うからこんな茶番を見せられて失望していると思う
2、トランプ氏は自分がプーチン氏をコントロールしていると考えているのかもしれないが、完全にプーチン氏にいいように使われている。トランプ氏とプーチン氏の中途半端な関係が、ロシアとウクライナとの本音での話し合いを阻害している。その結果が、今も続く戦争の泥沼化だと思う。トランプ氏がいなければ停戦が進まないという人達もいるが、そうは思わない。アメリカの指導者がまともな考え方を持っていて、少なくとも当初からブレることが無ければ、欧州との協調での停戦交渉もやりやすかったと思うし、もし停戦には至らなくても少なくともある程度の方向性が見い出せていたのではないかと思う。
3、プーチン大統領とロシアにとっては有益だったでしょう。ウクライナが受け入れるわけもない和平案をトランプ大統領が受け入れて仲介役をかってくれたのですから。プーチン大統領はウクライナに親露政権が誕生して占領地をロシアに併合するまで戦争を継続するでしょう。トランプ政権、共和党政権の間はそれが可能になったのだから笑いが止まらないし、ロシアを支える中国と北朝鮮も大喜びでしょう。
巨大な軍事力を持つ独裁者が小国を蹂躙するという19世紀型の帝国主義の時代に逆戻りした事実を日本も冷静に見据えるべきだ。
4、トランプは、ウクライナのことはどうでも良く、とにかく戦争を終わらせたという手柄だけ欲しい。この手柄をによって、ノーベル平和賞が欲しい。こんな人物にアメリカ大統領の資質などない。あれだけプーチンを接待しても、プーチンには手も足も出ない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9a91f55e1fa1e93c917263c770f02dd529678449,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]