2025年8月6日、斎藤元彦知事は定例記者会見で、記者への誹謗中傷に対する見解を問われた。前日の8月5日には、日本新聞労連が質問を理由にした誹謗中傷が市民の知る権利を損なうと声明を発表。記者クラブは、誹謗中傷が取材活動の萎縮を招く懸念を示したが、斎藤知事は「誹謗中傷は決して行うべきではない」と繰り返し述べるにとどまり、踏み込んだ見解を示すことはなかった。
また、記者から「外部の抗議の声が大きくなっていること」について問われたが、知事は具体的な状況については説明を避け、一般的な対応を続けた。会見中には、外から「斎藤辞めろ」という声が聞こえるなど、批判が高まっている様子がうかがえた。
誹謗中傷に関しての知事の態度が一貫して一般論にとどまり、社会全体での深刻な問題に対する具体的な対応が見られないことは、大変憂慮すべき事態です。誹謗中傷の被害を受けるのは記者だけではなく、公共の知る権利や報道の自由そのものが危機に晒されています。これが続けば、記者が自由に取材できなくなり、社会の問題が正確に伝えられなくなります。
まず、SNSを使った誹謗中傷をより厳しく取り締まるための法的整備が必要です。中傷者には刑事罰を科し、被害者に対する保護措置を強化すべきです。
次に、報道機関と政府の協力を深め、記者が安全に取材を行える環境を整備するための具体的な対策が求められます。そして、知事自身が問題を指摘し、解決策を示すべきであり、表現にとどまらず、実行力のある行動が必要です。このままでは、社会の中で不安と恐怖が広がり、真実が埋もれてしまいます。
ネットからのコメント
1、ん〜この齋藤さんといい伊東市の田久保さんといい、自分の都合の悪い部分は絶対聞き入れない・受け入れない姿勢が一貫してるな。まぁ、田久保さんの場合はあの黒幕弁護士が堕ちたら田久保も共倒れするだろうが、齋藤さんはちょっと常人のメンタルとは違うからなかなか民意の力で貶すのは難しいかもね。やっぱり法改正や条例改正するなりして、当選後や在職時に起きた疑惑や不祥事に対しては司法が介入できるようにしないと、これからもこういった首長は出てくるよ。
2、>質問を理由にした誹謗中傷は市民の知る権利を損ねるとの声明を発表この件に限らず、「報道の名を借りた誹謗中傷」も結構ひどいと思うのですが、それはよろしいのでしょうか?さんざん視聴者・読者を煽っておきながら、一線を越える人が出てきたら素知らぬ顔で手のひら返し→「誹謗中傷は止めましょう」という"一般論"を述べていたりしますよね。
『踏み込んだ見解』が具体的にどういうものを指しているのか分かりませんが、マスコミ様がそれらしきものを示したのは見たことがありません。まずは自ら襟を正し、範を示すところから始めてみてはいかがでしょう。
3、「誹謗中傷をやめろ」と一般論で言うことの何が問題なのでしょうか?特定の人物、勢力に限って誹謗中傷を止めろと言う人たちは、知事や知事の支持者らへの誹謗中傷は是とする立場ということでいいのですか?実際に逮捕者が出ているのは反斎藤派なのですが、彼らの行動はマスコミ的には「愛国無罪」ならぬ「反斎藤無罪」とでも言いたいのでしょうか。
4、斎藤知事の支持者と断定して言っている。誹謗中傷している全ての人が斎藤知事を支持している人では無いと思う。なので、斎藤知事がやめて下さいと言った所で収まるはずが無い。斎藤知事の支持者がやっていると思わせる印象操作だ。そこまでして斎藤知事を貶めたいのか?問題にするべきは、当該記者が何故移動になったのかだ。騒がれたので移動させたので有れば、所属会社に質問して是正させれば良いし、所属会社が発表した通り、通常の移動なら記者の被害妄想ですね。
本当に斎藤知事が個別具体的に誹謗中傷はやめて!と言ったら収まると思っている人がいるとしたら、ちょっと信じられないですけど。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f7709af2e880421456219f16592c3f4f85ff76af,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]