12月8日午後11時過ぎ、青森県東方沖を震源とする最大震度6強の地震が発生しました。北海道函館市は震度5強を記録し、津波注意報が発表され、多くの住民が深夜に車で避難を余儀なくされました。この地震により、函館市で40代女性と74歳女性が負傷したほか、北海道内では交通機関にも混乱が生じ、新千歳空港でも一部休止されました。また、様似町の飲食店では壁が崩落する被害がありましたが、ここでの負傷者はいませんでした。
道内では津波第2波、第3波の懸念があり、引き続き注意が必要とされています。

この度の地震による混乱と被害は、何よりもまず地域住民の迅速な避難行動の重要性を浮き彫りにしています。しかし、これを機に振り返るべきは、日本における自然災害への対応体制の課題です。夜間の突然の地震は、避難所の整備状況や避難情報の迅速な伝達の重要性を再認識させられます。現行の避難システムは、より柔軟かつ迅速に対応できるよう見直しが必要です。例えば、地域ごとの避難経路と避難所の詳細を含めた防災マニュアルの定期的な更新と周知、災害時における交通機関の迅速な情報提供システムの構築、そして、高齢者や身障者向けの特別な避難サポート体制の整備が急務です。このような具体的な対策を講じることで、災害時の被害を最小限に抑え、市民の安全を確保することができるでしょう。
これらの改善は、社会全体の安全意識を高め、より安心して暮らせる環境の構築に寄与するはずです。




ネットからのコメント
1、私の地域では5強でした。携帯の速報が30秒程早かったので1階に行きましたが かなりグラングラン家が水に浮いてるような不気味な揺れで、真っ直ぐに歩けません。体が震える程の恐ろしかった震災を思い出し焦りました。玄関の扉が開くかの確認をし家が倒壊しかけたら車中泊となりそうです。気温−3度や熊が街中にも連日出没してるので、これより大きい地震が来ないことを祈るばかりです。
2、この度の地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。肉体的な負傷をされなくても、地震の揺れというのは精神的なショックがものすごく大きく、収まったと思っても余震が頻繁に続いたりしますから、昨日の地震で当該地域にいらした方々は、どんなに怖い思いをなさっただろうと思います。多くの方がまだご自宅に戻られていないだろうと拝察しますし、帰宅なさっても、家の中は物が散乱していたり、何らかの支障がある状態かと存じます。悲惨な様子を目の当たりになさって絶望的な気持ちになられるかも知れませんが、大切なのはご自身の命です。
ご家族が心に傷を負っても、皆さんがご無事であれば、何とかなります。互いに励まし合って頂きたい。どうかくれぐれも自暴自棄になどならず、でも決して我慢なさらず、頼るべきところは行政に頼って、また元の生活に戻られますこと、お祈りしています。
3、本当に北海道は「試される大地」そのものですね。今回のような地震が深夜に起きると、ただでさえ避難が大変なのに、外は凍えるような寒さですし、地域によってはヒグマとの遭遇リスクも無視できません。安全のために逃げなければならないけれど、その逃げ場にも別の危険があるというのは、他の地域とは比べものにならない厳しさです。だからこそ、普段からの備えがいっそう大切なんだと痛感します。
4、空港でパニックを起こしたのは大半が外国人旅行者でしょうね。日本人は地震には慣れているし、揺れが大きくてもそう簡単には屋根が落ちてきたり建物が崩壊したりはしないことを皆知っています。地震のほとんど起きない国から来た旅行者はたとえ震度4程度の地震であっても、そもそも地面が揺れるという体験をしたことがまったく無いので非常に恐怖を感じるそうです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b58aadaf6fdd2942141a8bbea95342a7f90b1f0e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]