渋谷真子さんは、新東名高速道路のセルフガソリンスタンドで、車椅子利用者として給油を依頼しましたが、スタッフに「セルフなんで無理ですね」と断られました。渋谷さんは次のスタンドでサポートを受けることができましたが、車椅子ユーザーはセルフ給油で困難を感じることが多い現状があります。障害者差別解消法により、合理的配慮が求められる中、渋谷さんはフルサービスとセルフが併用されたスタンドの設置を訴えています。

社会は、誰もが安心して利用できるプラットフォーム整備が求められています。

この事件は、セルフガソリンスタンドの運営における深刻な制度上の欠陥を露呈しています。車椅子ユーザーの渋谷さんが給油を依頼した際、スタッフが冷たく接し、サポートを拒否したことは見るに堪えない状況です。障害者差別解消法のもと、見過ごせない問題があります。合理的配慮を欠くセルフの現場は、特にバリアを感じさせる社会の一端を表しています。まずは、法遵守の徹底と、スタッフ教育の強化が必要です。次に、施設の設計を改善し、バリアフリーの設備を導入しましょう。そして、利用者に配慮したフルサービス併設スタンドを増やす努力が不可欠です。真の共生社会とは、すべての人が安心して移動できる環境を整備することです。制度の欠陥を直視し、未来への一歩を保証する変革を求めます。

ネットからのコメント

1、本当に鼻で笑ったのかは両方の言い分を聞かないことには答えが出ません。セルフスタンドでは給油時にスタンド側の内部から給油機の稼働を許可するための動作が必要になるそうです。ノズルを給油口に差し込んだのを確認してから給油機が動くようにしないといけないという消防法の規定と認識しております。そうなるとワンオペのセルフスタンドでは現実的に顧客がどんな状態であれ手伝うことが出来ません。単純に「無理です」と言っただけのことを、車椅子ユーザーが「まさか身体の不自由な私が断られるとは思っていなかった」と悪意に取ってしまった可能性もあります。

2、先日の、某解散コンサート関連で大騒ぎになってしまった車椅子ユーザーの方と違って、この方はご自分で確認したりして臨んでるのに、サービス内容を把握していないスタッフのせいで弾かれてしまうのは虚しいというか悲しい。スタッフの育成は大切だなとつくづく感じました。

3、セルフスタンドでも、携行缶のお客様の給油は有資格者が給油しなければならないので、大きな携行缶の給油と思えば、そのようなお客様にも気兼ねなくご利用頂けると思います。

要は、スタンドマンの考え方と思います。

4、イヤホンクルクルの時点で、他の店員が居ればそっちに声掛けるべきだったですね(笑)セルフでも携行缶に自分で入れるのは違法になるので店員を呼んで給油してもらわなければいけない。障害者や高齢者には、補助も必要な場合がある事を会社的にも徹底すべきかな。