10月20日、日本マクドナルドがハッピーセットのポケモンカード配布キャンペーンで大量購入や食品廃棄が発生した問題を受け、消費者庁が同社に販売方法改善を要望しました。一部顧客がカード目的で商品を大量購入し、結果的な食品の廃棄や混乱が問題視されています。同社は事態を謝罪し、消費者庁の堀井長官は21日の会見で「事業者には食品ロスを防ぐための工夫をお願いしたい」と語りました。
この事件は転売目的の不適切な購入行動と食品廃棄の社会的課題を浮き彫りにしています。
この問題は明らかに、経済活動が社会的倫理を超えてしまった一例として見過ごせません。転売目的の大量購入が許容される仕組みが結果的に食品ロスを誘発した点、そしてその背景には、販売システムにおける管理の甘さがあると言えます。
最初に解決すべきなのは、大量購入の制限です。購入数量の規定をつけ、一人当たりの購入数を明確にするべきです。次に、購入者を特定する仕組みの導入を検討することで、転売目的の購入を事前に減らせます。また、セット内容を多様化して食品廃棄のリスクを減らす工夫をすれば、消費側の動機も変わるでしょう。
なぜこの状況が問題なのか。それは短期的な収益追求が最終的に持続可能性、安全性、そして消費者との信頼を損なっているからです。
社会全体がより健全な経済活動を目指すためにも、食品ロスや倫理的問題に対応する企業責任が求められています。
ネットからのコメント
1、ビックリマンチョコの時代は単純なコレクション目的での買い占め、廃棄だったけど、今は転売目的なんだよな転売目的だから子供が主体ではなく大人が主体となって行動してるその辺がちょっと違う大人が動いてる分、より大掛かりで悪質になってる感があるな何にしても、「フードロス削減に取り組んでいます」なんて標榜してる企業のやることではない企業はもう少し社会的影響を考えて行動してほしい
2、消費者庁が注意喚起するなんてそれはよっぽどだったんですよね。あまりにも目に余るような食品廃棄、ハンバーガーが大量に捨てられていて、オマケだけ抜かれていると言う、まぁ昔からありがちなやり方であるが、昨今は転売がメインになったのであまりにも目に余る。しかし、マクドナルドは本気で取り組むつもりがあるのだろうか。売れればオッケー、勝てば官軍と言うところがあるようにしか見えない。もしそれに本気で取り組むなら、こういうコラボをやめるか、もしくは限定にせず、期間なしで永遠に配るかすればいいだけだからね。
しかし、こういうことで、食品廃棄が大量に起きているこの現状を諸外国や、一般の我々が目にすると、明らかに異常事態にしか見えない。食品を粗末にするのは本当に不快感しかない。
3、食品廃棄について改善要望出すのは良いのだけれど、マクドナルド以外でも転売の問題は随分前から発生しているし、省庁としてはもう少し法整備を急ぐべきなんじゃない?フリマサイトで発売/発行から1年以内の商品を扱うことを禁止するとか、同一商品を複数取り扱う場合は認可が必要とか、何かしらの仕組みを考えていかないといけないと思う。
4、かつて、ビックリマンシールでも中身のウエハースチョコは捨てて、シールだけを抜き取るということがあったんですよね。そのさらに前にはライダースナックでカードが欲しくて、スナックだけを捨てていたそうです。この令和の時代に昭和と同じような問題が起きているとは情けないですね。消費者に食品を無駄にするのはやめろ!と呼びかけても無駄な感じがしますね。食べ物とおまけの抱き合わせ販売自体を禁止するのはどうですかね?おまけが欲しいならおまけだけを売り買いするようにすれば食品ロスはなくなりますがね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/55a8293dfd14867d300583e1a4a970d7d724cc7a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]