昨年2月、山梨県富士吉田市の富士急ハイランドで、アトラクション「ええじゃないか」の点検中に安全確認が不十分なまま車両を動かし、20代の男性従業員が死亡しました。車両の下で点検中に車両とレールに挟まれたことが原因です。警察は現場責任者の40代男性を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。この事故を受け、富士急ハイランドは全員が作業を終えるまで車両が動かないシステムを導入し、事後の調査に全面的に協力し安全対策を強化しました。事故は5月に再開し、安全の確保を誓っています。

この事件は、安全確認という基本的な手順の怠慢が、人命に直結する結果を招いた典型的な労働災害です。まず、現場責任者による徒労感と緊張感の欠如が、この痛ましい結果をもたらしたことを強く非難します。背景には、牛耳を張る徹底されていない安全文化、そして教育や監督の不徹底という制度の欠陥があります。
改めるべきは、1つ目に現場での安全教育の徹底、2つ目に安全確認と手順遵守の監視システムの導入、3つ目に労働者の休息時間の確保とストレス管理です。安全は結果を顧みる後手の行動ではなく、事前に防ぐ積極的な取り組みです。この事件を機に、企業は効率よりも人命尊重の姿勢を改革しなければならないのです。
ネットからのコメント
1、点検中の事故で尊い命が失われたことは本当に重い出来事です。現場責任者が書類送検されたとのことですが、責任の所在を明らかにするのと同時に、再発防止策がどこまで徹底されるかが重要だと思います。利用者だけでなく、働く人の安全も守られる環境であって欲しいです。
2、誰かが犠牲になって初めて、安全策・安全装備が追加されていくのが世の常。それで同じような事故は無くなるかもしれないが、亡くなった人は戻らない。人間は必ずミスや勘違いをするし、面倒なことは省略したいという気持ちが起きる。それを常に念頭において、起こり得る危険を徹底的に洗い出して、犠牲者が出る前に安全策を講じてもらいたい。
3、私は機械設備のメンテナンスをしていますが、ロックアウトタグアウトと言いその設備に触れる人、全てがロック(鍵)をかけます。10人いたら10個の鍵をかけ、電源が入れられてないようにします。あんな危険な遊技設備なんだからその位普通だと思います、確認もせずに動かせば当然です。
4、数年前函館ロープウェイでも点検作業中ロープウェイが動きやはり亡くなると言う事故が有りました。そう言う事故を忘れていたのか動かす手順にマニュアルの確認作業が充分な内容で無かったのか。人が亡くなると言う重大な事故です。現場の人間だけで無く社長から役員から全員で再発防止策を考えるべきでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/21053dbea18b6f04371dc1a6514b634def298954,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]