神戸市は、22歳の女性市職員が55日間にわたって偽造された医師の診断書で虚偽の休暇申請を繰り返し、懲戒免職されたと発表しました。彼女は、2023年度から2024年度にかけて健康支援休暇及び病気休暇を不正に取得していたとされています。上司が異常に長い休暇期間を不審に思い調査した結果、書類の偽造が明らかになりました。また、垂水区の男性職員が同僚の財布から合計1万5000円を盗んだとして、停職3カ月の懲戒処分が下されました。
彼は財布が落ちているのを見つけ、中から1万円を取り「ばれないだろう」と思っていたと述べています。
この事件は、市職員が自身の役割を裏切った重大な問題を象徴しています。職務に対する倫理観の欠如は、官公庁の根本を揺るがす異常事態です。制度の欠陥や内部監査体制の脆弱さが明るみに出た以上、即時的な改善が欠かせません。まず、真の病状を示さない休暇申請を見抜くため、定期的な健康診断を強化すべきです。また、公務員のモラル教育の再点検をし、倫理に関する意識を再び醸成する必要があります。更には、内部通報制度を強化し、不正の早期発見を促進すべきです。市民の信頼を回復するためには、厳正な対応とオープンな姿勢が鍵となります。不適切な行動に対し寛容でない姿勢を貫くことが、健全な社会への第一歩です。
ネットからのコメント
1、懲戒免職いいですね。22歳って市職員になって間もないのでは。世の中舐めちゃいかんよ。公務員は身分が保証されていると言われているからこそ、誰が見てもおかしい事象には鉄槌を下すべき。他の自治体にもいるんでしょうね。
2、公務員です。前日まで普通に出勤してるのに、急に病休になる人や夏季休暇のあとに更に病休取る人がけっこういるんだが、元民間の渡さからすると、そのへんの監査が甘いと感じる。同じ人が病休と休職を繰り返す。手当だけはしっかりもらえるように数日だけ元気に出勤する。
3、診断書や領収書の偽造は、有印私文書偽造にあたるし、それを使って休暇を取ったのであれば、同行使や詐欺にあたる。公務員は犯罪の事実を知った場合、刑事告発する義務がある。懲戒免職は当然として、きちんと刑事告発しないとダメだろう。
4、『医師の診断書や病院の領収書の偽造をし、虚偽の申請を繰り返した』この人間が関与した事務処理を検証しなくても大丈夫ですか?書類偽造+虚偽申請+虚偽回答ですけど、これは入職する前からの本人の性質です。躊躇いが無い人間ですので、転職先の環境が緩ければまたやりかねませんよ。
早期に発覚して追い出せたので、被害は最低限に抑えられたと考えるべきです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3aad1989774a590607dab6f3f5baa32bc43d6131,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]