山手線および京浜東北線にて停電による運転見合わせが発生。未明の午前4時ごろ、田町駅近くの変電所から架線への送電試行中に異常が発生、運転が開始できない状態に。午前7時20分に京浜東北線が一時運転再開するも、午前8時頃、田町駅付近の設備から煙が出たことで再び停止。乗客の一部は停電中に線路を歩いて駅へ避難する事態に発展。最終的に午後1時10分、山手線および京浜東北線が全面運転再開。国土交通省が原因究明および再発防止をJR東日本に指示。

今回の事態は都市交通の中心を担う2路線の全面停止という大きな混乱を招き、多くの通勤・通学者に多大な影響を与えた一例です。未明に確認された送電トラブルが、さらに発煙などの深刻化を招く事態へ進展したことは、電力設備の老朽化や日常的な保守点検の在り方に重大な課題を残します。なぜこのような基幹的インフラで異常が未然に防げなかったのか。
ここに日本の鉄道網が抱える構造的な側面が浮き彫りになります。
まず、老朽化した設備を中心に計画的な更新を義務化すべきです。また、緊急時対応計画の改善によって、現場判断の基準を強化する必要があります。さらに、重要路線の電力系統を二重化するなどの物理的対策が急務といえます。
今回の混乱が、利用者の安全をつねに最優先すべきという理念に反するものであったことは明白です。不測の事態への備えがなければ、信頼に基づく社会基盤の根幹が揺らぐことになるでしょう。利用者一人一人の時間を守る重要性を、運営側は根底から再確認すべきです。
ネットからのコメント
1、始発から山手線内回りと京浜東北線が止まるというのは、首都圏の交通にとって非常に影響が大きい出来事だと思います。田町駅近くの変電所から送電できず、さらに電気設備から煙が出たとなると、安全確認を最優先して運転を見合わせた判断自体は妥当だったのではないでしょうか。一方で、朝の通勤・通学時間帯を直撃し、多くの利用者が長時間足止めされたのも事実です。都市の大動脈を担う路線だからこそ、老朽化対策や点検体制の強化、トラブル発生時の迅速で分かりやすい情報提供を今後さらに徹底してほしいと思います。
復旧して終わりではなく、原因の詳細説明と再発防止策をしっかり示すことが、利用者の安心につながるはずです。
2、早朝5時頃出勤しようとしたら既に京浜東北と山の手が運行していなかった。まず原因究明が先決だが最近このような運休が頻発しているのでとても困る時がある。特に気になるのはJR東日本のここ10年ぐらいの徹底したコスト削減推進。みどりの窓口も多くの駅で廃止したし駅には早朝に駅員置かなくなった。保守作業にも充分な人員を確保しているのか気になるところである。そうでないのなら構わないがしっかりと説明責任を果たして欲しいものだ。
3、駅から出られない・駅に入れないという人でとにかく各駅溢れかえっていた。仕方なく徒歩を決断したが、同じように沿線を歩く人も多くかなり非日常的な出勤だった。会社に到着するとなんと1割の社員しかまだ出勤できていないという。いかに山手線・京浜東北線・東海道線が主要な路線が再認識させられた。皆さんお疲れ様でした。
4、旧国鉄の労使関係はひどいもので、利用者に対するサービスも低下の一途で、国鉄民営化はそれを是正するためでもありました。
ただ、「列車を走らせる」ことに関しては、いわゆる職人気質のベテラン職員の国鉄魂で頑張っていたような気がします。最近のJR東は、鉄道以外の事業が目覚ましく伸びているわりに、本業の事故が多発しているように思われます。コストカットばかり追求せず、見直しが必要ではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f51eaf313fcc8cfc178c18e5bb676d387c9f76,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]