2015年、東京郊外に4,800万円で新築マンションを購入した松田さん夫妻は、変動金利0.7%でスタート。しかし8年後、金利は1.2%に上昇し、返済額は月1万3,000円増加。それでも主な負担は住宅ローンではなく、毎月の固定費です。修繕積立金(月1万3,000円)や管理費(月1万1,000円)、駐車場費などの合計3万3,000円が重荷で、特に修繕積立金は管理組合での値上げが検討されています。
今後の老後の収入減少を前に、松田さんは、その負担が継続することを懸念しています。

この状況には明らかに問題があります。住宅購入における「目に見えないコスト」の存在と、それが将来的に同様の困難を引き起こす可能性があることは無視できません。マンション購入は、一度の支払いで終わるものではなく、継続的に発生する固定費が生活に影響を与えることを理解すべきです。これには、多くの人々が陥りがちな「購入後のコスト盲点」があります。重要なのは、まず「固定費の長期的シミュレーション」を行うことです。次に、管理組合の運営状況や大規模修繕計画の適正性を確認し、理事会の機能が低下しないようにすること。そして、老後の収入を複線化し、定期的に資産状態を見直すことです。こうした具体的な対策なくしては、安定した老後生活は望めません。
多くの家庭がこの問題に直面する前に備え、将来の不安を軽減する必要があります。
ネットからのコメント
1、ローン完済後も固定費は続くの、当たり前では?値上げ幅の部分はともかく、管理費と修繕積立金を想定してないなんてありえるかな??確かに一軒家では管理費と修繕積立金は徴収されませんが、メンテナンス費は発生しますよね。機械設備だけでなく、外壁だったり雨漏り補修だったり。賃貸含めて、快適な住居にはそれなりに固定費が掛かることは当たり前だし、住宅ローン組んで購入しているのであれば尚更、契約時と購入時にしっかり説明されるはずですけど…
2、戸建てに住んで25年。先日、屋根と外壁の塗装、そしてシステムキッチンの入れ替えをしました。キッチンの入れ替えは別としても、屋根と外壁の塗装は、戸建ての場合は20年も過ぎればやらざる負えない修繕だと思います。我が家の場合はキッチンを除き約4百万円が必要でした。これを25年で割ると16万円/年となり、月々にすれば13.3千円です。こうしてみれば、戸建てもマンションも住まいとしての機能を維持しようとすれば、同じくらいの費用負担は必要なのだと思います。
修繕積立金についてことさらマンションの負担だけを取り上げることは、どうでしょうか?。まああえて言えば、戸建ての場合は、「いつやるのか」「いくらかけてやるのか(と言っても限界はありますが)」の裁量は、居住者本人が決められる点では、多少は融通が利くということはあると思います。
3、マンションは管理費修繕費など固定費が高い、高齢になると賃貸を探す大変だし、駅近のバリアフリーの一軒家が一番いいのかもしれないけれど金額が高いし手頃な郊外の一軒家だと通勤も大変だし年をとると買い物や病院に行くのも大変です。どれも一長一短あるので個々自分のライフスタイルにあったものを選べば良いと思う。
4、戸建てもある程度維持費はかかるのでは。老朽化すれば修繕やリフォームもするし、その時には一気にお金が出ていく。庭があれば手入れも必要。外注するなら当たり前だけど自分でやっても切った庭木の処分にお金がかかることもある。外壁とか屋根とか、結構手入れが必要なんだなと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7c36477ba08f4b22560056fa988fb671ecf67fa4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]