石破茂前首相は、政府が経済対策の一環として計画している「おこめ券」の配布について疑義を呈しました。この件は10月12日放送のYouTubeチャンネル「TBS NEWS DIG Powered by JNN」で触れられました。石破氏は、おこめ券の財源が税金であり、自治体の大きな負担になる点を指摘し、税金の使用法としては議論の余地があると述べました。
また、コメの供給量がギリギリであることや農業者の高齢化と減少が原因でコメの価格が昨年の倍に上昇していることを問題視しました。さらに、クマによる人里侵入を例にあげ、里山の崩壊が影響している可能性を示唆し、水田の維持が国の利益になるとの見解を示しました。一方、鈴木憲和農相は市場主導の価格決定を支持し、自治体に対しおこめ券の活用を勧めています。しかし、一部自治体からはコメ価格の高止まりを招くとして反発があります。

このニュースは批判の必要性がある内容です。公共の資金の使い方、農業政策のあり方、自治体の負担といった重要な問題が含まれており、これらの視点から分析します。
税金の使い方として疑問の声が上がっているおこめ券の配布。自治体に過重な負担を強いるこの施策は、果たして本当に必要なのでしょうか。
背景には、政府の見通しの甘さや、農業に対する理解不足が浮き彫りになっています。この問題の本質は、農産物価格の急騰という結果から目をそらし、単に市民への短期的な救済策に依存する点にあります。現状の解決策としては、農業者への補助金の増額、若手農業者の育成支援、新たな市場開発への投資が考えられます。また、自治体間の連携を強化し、地域の実情に合った対策を協力して考えることも重要です。おこめ券が象徴するのは、短期的視点と長期的視点の未調和です。持続可能な農業政策を築かない限り、同じ問題は繰り返されるでしょう。今こそ、税金の本来の役目を再評価し、未来に向けた施策を打ち出す時です。
ネットからのコメント
1、自分が在任中は石破辞めるなだけのイメージしか無いんだろうな。それより石破やめろの声が20倍多かった事には目を塞ぎ耳を覆い聞こえてても聞こえないふりで過ごした癖に。もう辞めてからグダグダ言うと恥の上塗りになる事くらいはいい年なんだから勉強したほうがいい。
2、お米券をはじめ、子供のいる家庭だけとか、色々と疑問は私もありますが、総理の時に何の実績すらも残せなかった石破さんが、とやかく言うことではないと思います。
3、石破さんはお米の問題解決できなかったじゃないですか外国人が買いしてめて笑ってるのに我慢するしかなかった今後もっといい案が出ると思うので引き続き期待してます
4、米問題と熊問題を、里山が失われて結果だと一連で考える視点にはうなりました。たしかにそうです。地道に水田を守ることが熊対策にもなります。これこそ、大きな政治課題。JAを守るではなく里山を守って欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c9907e7d4987e509ed1a4d53a36875376a5c967f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]