東京都豊島区の「中高生センタージャンプ東池袋」では、社会的な背景を考慮し、従来の児童館に中高生向けの居場所が提供されている。施設は平日午前10時から午後8時まで利用可能で、漫画やゲーム、音楽スタジオ、バスケットコートなどがあり、子どもたちが自由に過ごせる環境が整っている。
特に夏休み期間中、20人以上の利用者が訪れ、悩みを抱える中高生が信頼関係を築くことができるようサポートされている。中高生向けの児童館は、安全に過ごせる場所として重要性が増しており、全国的に視察が増加している。
若者が安心して過ごせる場所がない中、高校生を対象にした「ジャンプ東池袋」のような施設は、まさに必要不可欠だ。社会問題として、中高生は居場所がなければ外的な誘惑や危険にさらされることが多い。しかし、こうした場所を提供することで、社会的孤立を防ぐだけでなく、彼らの心のケアや成長を支える役割を果たすことができる。
今後、このような施設はさらに増加すべきだ。そのためには、地方自治体の予算配分を見直し、より多くの中高生向けの場所を確保することが急務である。
特に、家庭環境や学校の問題で自宅に帰れない子どもたちには、支援の手が差し伸べられるべきだ。また、スタッフは単なる監視役ではなく、信頼できる存在として、相談に乗り、悩みを共有できる環境を作るべきだ。
「ジャンプ東池袋」のような施設が増えれば、社会的な問題解決の一助となり、これからの若者たちが未来に向かって成長できる土台となることだろう。
ネットからのコメント
1、児童館で働いていたことがあります。児童館って乳幼児や小学生ぐらいの子どものための施設ってイメージがあるかもしれませんが、18歳(高校卒業)までが対象なんです。私が働いていた児童館は大規模だったので、中高生が来て体育館でバスケをしたり、音楽室で楽器の練習をしたりしていました。ただ、規模の小さい児童館だと「体育館が狭くて、思い切りバスケができない」「小学生ばかりでなんか入りにくい」という理由で、中高生の利用はほとんどなかったそうです。中高生の居場所作りという意味でも、このような場所が増えてほしいなと思います。
2、中高生くらいの年齢って、行くところがあるようでそんなになく、ましてやお金もかからず過ごせる場所というのは限られていて本当に少ない。
トー横やグリ下みたいな場所に行くより、「中高生センタージャンプ東池袋」のような安全な場所があるのは親としても安心です。家庭や学校に居場所がない子たちが、安心して過ごせる場所があるのは何よりの救いです。高齢者向けのフレイル対策センターが併設されてるのも、世代を超えた交流が生まれそうで良いと思うし、全国的に広がってほしい取り組みだと思います。
3、東京の中央区に住んでいますが、一年生の長男が学童に通っており、そこは児童館と併設で、漫画や本、ビリヤードや卓球台、体育館などがあり、かなりの人数の中学生くらいの子たちが毎日遊びに来ており、学童の子達とも交流していて微笑ましいです。確かに近くには中高生が遊べる場所、商業施設などは皆無で、行き場所が無いんでしょうね。私が子供の頃は中高生は入れませんでしたが、こういう学童と児童館が併設の施設は東京はかなり多いですね。異年齢交流という点でも良いことじゃないかなと思っています。
4、うちの子が利用している施設は、幼児までと、小学生以上に別れていて、高校生が小学生にタブレットの使い方を教えていたりすることもあるそうです。
異年齢交流の場にもなっているようです。また、夏休みは朝から閉館までずっといる子もいて、明らかに家に居場所ないな、という子もいるので、そういう子はかなり気を付けて職員もみているようです。お昼持参な子はまだいいが、それもないと児童相談所とも連携するようです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b52aa293661b0768d54026dfe77e7e4936ef53ab,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]