青森県五戸町において、町都市計画課に所属する20代の男性主事が虚偽の診断書を提出して不正に休暇を取得し、懲戒免職となりました。具体的には、この主事は2023年の3月、5月、10月に自身で作成した偽の診断書を3回提出し、計242日の休暇を不正に取得しました。この間、合計241万円の給与支払いを受けたとされています。しかし、3度目の休暇申請で提出した診断書が別の職員の診断書と比較して異なる様式であったため、不自然に気付いた人事担当職員が確認し、不正行為が発覚しました。
主事は通常勤務が不可能な体調不良はなく、町は約185万円の給与返還を求める予定です。
この件は、公共機関における職務の公正性と信頼性がいかに脆弱であるかを如実に示しています。該当する町の職員が、多くの税金で賄われる給与を不正に受給したことは、公共の信頼を損ないます。この事件は、まずは町の人事管理体制における重大な欠陥を示しています。複数回の偽装が見過ごされた背景には、不十分な診断書確認プロセスと日常的な監視の欠如があるでしょう。このような不正を未然に防ぐためには、病欠申請に際しての第三者機関による審査導入や、職員間の診断書統一様式の採用、定期的な内部監査が必要不可欠です。信頼される公務員制度の再構築を図ることが、住民への説明責任と町の健全な運営に繋がります。誠実さと規模の大きさへの配慮を両立させる取り組みが、今後の信頼回復の鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、公務員は通常の有給とは別に、診断書があれば病気休暇が3ケ月貰える。民間企業は病気休暇なんてないから、普通の有給から引かれて欠勤になったらボーナス査定にも響く。
だから、こんなウソをつく人も出る。公務員の職場が人手不足になるのは、この有給休暇があるからというのもあるだろう。毎年、3ケ月間鬱病になる人もいる。病気休暇を無くすべき。
2、私文書偽造罪ですよ。免職だけではだめでよ。過去の給料も返還してもらわないと。そもそも採用に問題はなかったかも検証する必要がありそうだ。
3、これは全国で1、2例でしょ。ほとんどの職員は真面目に働いてる。この1、2例のために公務員職員全体が悪だとか税金のどうのとか言われるのは悔しいね。確かにこの記事を読んだとき、0と言い切れるかというとありそうではある事例だけど。
4、よく実行できるよね。犯罪だよ! 他の大多数の人のように、医者の前で寝れないなりやる気が起きないなり言うだけで正式にさぼれるじゃないか。 搾取した給与分などの分、しっかり牢の中で反省することだな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3b4ccd65dfa6351526f8c1e87272c5e33fe7eb2e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]