２日午前０時５２分と同５３分、中国海警局の船２隻が沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島沖の領海に相次いで侵入した。いずれの船には砲が搭載されており、現在も領海内にとどまっている。さらに、日本漁船１隻に接近する動きを見せ、海上保安庁の巡視船が退去を求める事態となった。この領海侵入は７月９日以来、再度の違法行為である。

中国海警局の船が領海に侵入し、日本の漁船に接近するという行為は、明らかに国際法と日本の主権に対する挑戦です。これが繰り返される背景には、国際社会の対応の弱さが見て取れます。日本政府は一貫した態度で、領海防衛に努めるべきですが、国際法の厳格な適用と中国の圧力に屈しない強い意志が必要です。

まず、日本は海上保安庁を強化し、領海内での監視体制を更に強化すべきです。次に、国際的な支持を得るために外交ルートを通じて、領海侵入に対する厳格な対応を訴える必要があります。また、日本の漁業資源を守るために、漁船への保護を強化する制度を整備すべきです。

これらを実現しなければ、今後も領海侵入が続き、海上の安全は確保できません。国際社会での孤立を避け、強い姿勢での対応が求められます。

ネットからのコメント

1、この領海侵入の事態は、これまで繰り返し発生しているにも関わらず、相変わらず政府が強い態度に出ず、遺憾の意のみの表明である事が、今回の参院選の結果に出たのは間違いない。中国大使を呼び出して強く抗議するとか、島内で測量や工作物設置するとか、もっと踏み込んだ対応・対策をしないと、政権解散後の衆院選は、参院選の結果をみてもわかるように、昨今の我が国の民意が自国・自国民を重視した結果となることは間違いない。

しかし外相の岩屋の対応は相変わらずでだらしないから、高市氏の政権にでもならない限り自公政権はもう復活できないであろう。

2、ビックマウスのトランプが一方的にプーチンを非難し、ウクライナ戦争の停戦合意を難しくしています。 戦略核の米原潜2隻がロシアに向かっているそうですが、プーチンは全く動ぜずウクライナが降参するまで戦えると強気です。 このような状況下で、核保有国の露中北に尖閣諸島など侵攻されたら、日米安全保障条約が機能せず、ウクライナ同様に米軍は後方支援に徹するかもしれません。 なお日本は、艦船に搭載したレールガンの試射で、世界で初めて目標船の破壊に成功しており、極超音速ミサイルよりも遥かに命中率が高いようです。専用電源の確保より、攻防に威力を発揮できるレールガンの実行配備を急いでほしい思う。

3、関税対応でアメリカから中古の原子力空母を艦載機と乗員もセットでレンタルか購入して当該海域に配備しましょう。それで連携・慣熟訓練として頻繁にアメリカ海軍を含めた友好国の艦船を招きましょうよ。力を信じる国には力の投影でしか行動を改めさせられません。

4、結局軍事力の違いでこの様な事が繰り返されるどころか、日常茶飯事となっている。核武装が安上がりで手っ取り早いと言った当選議員がいたが、事の是非はともかく議論は必要ではないか。アメリカが紛争に巻き込まれても日本はアメリカを助けないのだから、台湾有事で日本が巻き込まれてもアメリカが日本を救ける訳がありません。