事件概要:日本野球機構(NPB)は19日、クライマックスシリーズのファイナルステージ制度を今シーズンから変更すると発表した。従来はリーグ優勝チームに一律1勝のアドバンテージが与えられていたが、変更後は以下の条件で「2勝」となる。(1)進出チームの勝率が5割未満、(2)優勝チームが相手に10ゲーム差以上をつけている場合。この変更に伴い、ファイナルステージは最大7試合の「5勝先取」に拡大。事務局長はリーグ優勝の価値をさらに高める目的を説明し、制度の狙いは日本一の権威維持とされた。

コメント:今回の制度変更は一見「リーグ優勝の重み」を尊重する合理的な動きに見えますが、競技そのものの公平性という観点で議論の余地が残ります。まず、条件付きアドバンテージは事実上リーグ優勝チームへの特権を強化するもので、勝負のエンターテインメント性を損なう危険性を孕んでいます。
それに加え、10ゲーム差、勝率5割未満という基準は必ずしもシーズン全体の実力差を反映しているとは言えず、「一発勝負」の醍醐味が削がれる可能性があります。解決策としては、ファイナルステージ進出基準をより厳格化することで、対戦するチーム間の実力差を縮小させる、またはアドバンテージの付与条件を再検討し、勝率やゲーム差の絶対的な基準から柔軟性あるルールへ修正する方向性が適切です。そしてファンが熱狂するプレーオフ形式が維持されるよう、NPBは競技性とエンタメ性のバランスを十分検討すべきです。「権威の維持」を掲げた変更が、逆に価値そのものを毀損しないよう警鐘を鳴らしたいものです。
ネットからのコメント
1、アドバンテージもそうだが意外と大きな改定なのが、5勝先取の7試合制になる点。要するに、1位のチームが試合で3勝しなければいけないのは変わらず、2位以下のチームの必要数が1勝増えるということ。そして、試合数が変わるということは、直前に行われる1stステージが終わるまで、試合数が確定しない=必要な先発投手数が確定しないということ。
これって1位チームにとっても、案外大きい変更じゃないか?
2、ハンデが大きすぎると首位チームを尊重出来るかわりに結局CS自体がつまらなくなったり収入減少になるという問題があるのだが、10ゲーム差つけられるかどうか&勝率5割に乗せられるかどうかという要素が加わることでシーズン終盤の消化試合に価値が出てくる可能性がある。上手くいけば、首位独走してあっさり優勝したチームでも最後まで勝たなきゃいけない(10ゲーム差つけるために)等の真剣さが産まれる。良い落としどころだと思う。
3、シーズンが何とか3位とかだったのに、一時的に絶好調だったチームが日本シリーズ進出、日本一とか興醒めするようなシーズンも出てきたことだし、見直しはいいと思います。(というか横浜だけそんな感じ?)あとはCSが興行として成り立つかというのが読めない点ですが、まあそこまで差がついていればペナントリーグの重みを重視すべきだと思います。
4、日本の野球でクライマックスシリーズは必要無いような気がします。いくら2勝のアドバンテージを貰っても下剋上はあり得るでしょうし、アドバンテージを強化して順位がほぼ不動なら尚更やる意味がないでしょう。
長いシーズンを戦い抜いたリーグ優勝をそのまま代表にしたら良いと思います。メジャーリーグは休団も多くクライマックスシリーズでの試合は有意義でしょうが、スポンサーの為の真似だけなら、ピッチクロック、タイブレイクなどを取り入れてる方が選手の故障防止に繋がると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/98038401da286fb9062870039b8a534fd0c6ed0a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]