愛知県で開催されていた「名古屋中国春節祭」が初めて延期されることになりました。これは、高市総理の「台湾有事」に関する発言を受け、日中関係が緊張を増しているためです。この春節祭は、中国の旧正月を祝うイベントで、過去には18万人もの来場者が訪れ、中国文化を楽しんできました。しかし現在、中国からの団体が日本に来ることが難しく、日中間の政治的緊張と来場者の安全を考慮し、イベントの延期が決定されました。

同様に、豊橋市で予定されていた「東三河春節祭」も延期されることとなりました。愛知県の大村知事は、この状況を「お互いにとって不幸」と述べ、交流再開への希望を示しています。

今回の名古屋中国春節祭の延期決定は、政治と文化交流の切り離しが難しい現状を浮き彫りにしています。本来、政治的な要因に影響されないはずの民間交流が中止されるのは時代錯誤で、異常と言わざるを得ません。この状況がさらに日中の信頼関係を損なう危険性を抱えています。根本的には、国際政治が民間交流を人質に取っている制度の欠陥が問題です。まずは、政府間での対話と信頼感の構築が不可欠です。そして、イベント主催者に対する安全保障の支援や、オンライン交流といった新しい形での開催を模索する必要があります。また、これを契機に国際的な文化交流の重要性を再認識し、国家間緊張の緩和を図ることが求められます。

民間交流が再開される日が来ることは、平和で豊かな国際社会の道筋となるでしょう。

ネットからのコメント

1、いい加減、高市総理の発言が原因のような書き方やめや。名古屋テレビかなんか知らんけど、いったいどこの国のメディアなん？そもそも高市さんがなぜそんな発言をしたのか、せざるを得なかったのかを掘り下げるのがメディアの役目なんと違うかな？それと春節祭が延びようがやめようが、国内としての経済損失なんて(親中派がメディアを駆使して煽ってるほど)大きくない。中国人観光客の激減でどれだけ日本国中の観光地が元の姿に戻って来たか、それをもっと取り上げるべきだな。

2、まず最近のほとんどの記事の見出しに「高市総理による台湾有事」と書かれているがこれを書いている奴らはあたかも今回の件を高市総理のせいにしようと印象操作しているのだろうか、それともこれが仕事だから何も恥じる事なくしているのか。マスコミによる所業により日本に分断が起こる事になれば中国の思う壺である。日本のメディアはもっと自分の仕事に誇りと責任を持てないものだろうかね。

3、延期ではなく今後は中止、廃止で良い中国の春節を日本で祝う意味がない友好イベントなら行えば良いのでは？実際に戦争が起きているならわかるが、今回の発言の件で中止になるくらいなら19年間友好と言ってきた事に意味はなかったのだろう

4、中国国内では､日本の歌手などの公演が中止されたり、また公演中に強制的に終了させられたりしてるのだから、民間交流であっても万一の不測事態防止のためにも延期・又は中止が極めて当然且つ妥当です。