12日の正午前、青森県東方沖を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生し、北海道では函館市で震度4、札幌市で震度3を記録しました。津波注意報が発表され、道内各地で避難指示が行われました。特に十勝の大樹町では209人を対象に避難指示が出され、えりも町庶野では20センチの津波が観測されました。札幌市では防災訓練中の小学校が予定を中止し、地下鉄は一時的に減速運転を実施。
津波注意報は午後2時5分に解除され、この地震による被害は報告されていません。気象台は引き続き地震への備えを呼びかけています。

今回の地震発生は、偶然にも防災訓練中に起きたという点で私たちに多くの示唆を与えます。まず、津波注意報が即時に発表され、避難指示が出されたにもかかわらず、幸い人的被害はなかったとはいえ、このような危機対応のスムーズさは再評価されるべきです。それと同時に、制度的な欠陥がないかの点検も不可欠です。避難計画や地域の緊急システムの点検・改良を進め、防災訓練の見直しも必要でしょう。例えば、スマートフォンの緊急通知機能の活用、地域の避難経路の明示、住民を対象とした緊急連絡網の整備が考えられます。私たちの生活は安心・安全が基盤となるべきで、この地震を教訓に社会全体で防災意識を一層高め、未来に備える責務があると言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、防災訓練中に本当の地震が起きたけど、大きい地震が有ったばかりだし、余震として十分あり得るから焦らず対応出来たと思う。ここ暫くは予断を許さない状況だけど、北国の人達は寒さ対策もしっかりしなければならないから二重に大変だと思うけど、準備して安全に備えて欲しい。
2、仕事で外に出てる昼間にで揺れちゃうと自分はともかく、家族が心配になってしまう。特にうちの奥さん、腰の手術して退院したばかりで自宅で療養中だし。1人でいる時にあまり強い揺れ来たら怖いだろうなって。
3、小学校で実施していた訓練映像。地震が来たときに頭を守るのは必須ですが、体育館の照明やパネルが落下したら大怪我です。緊急地震速報が鳴った時は、窓ガラスの割れに気をつけながら校庭などの屋外に出て落下物から身を守ることが必要に思います。
4、何故、訓練プログラムを中止したんだろう。震度6-7なら話変わるけど、折角本当の地震が来て緊迫感出たんだから、想定通りに出来るか実際にやった方がよかったのでは?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b8fe812228c75ffb737e915333a6d04559e81c18,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]