参院選後、排外的な主張が広まり、日本ペンクラブ(桐野夏生会長)は5日、緊急声明を発表。声明では、国籍や人種に基づく差別的な言論が拡散し続けている現状に対し、危機的状況を憂慮。企業の人権責任にも言及し、国連の原則に従い、人権侵害が生じた場合には企業が対処すべきだと強調。また、朝鮮半島にルーツを持つ作家、深沢潮さんが差別的なコラムに抗議した事例を紹介し、出版界を含む言論表現の世界でも排外的な言論の問題が浮き彫りとなっていると指摘した。
深沢氏への謝罪が新潮社から行われたことも報告されている。
参院選後も差別的な発言が横行する現状は憂慮すべき事態です。社会全体に浸透しつつあるこの排外的な傾向は、偏見と無知に基づいており、無視することができません。企業や出版界が直面する責任も大きく、差別的発言に対しては強い反応が求められます。多文化社会としての責任を持ち、個人の尊厳を守るためには、教育の強化と法的な措置が必要です。無知から生まれる差別は、個々の尊厳を傷つけるだけでなく、社会全体の進歩を妨げます。企業やメディアはその影響力を理解し、社会的責任を果たすべきです。
ネットからのコメント
1、日本人を危機的状況で放置したのだから、日本人の我慢の限界を超えルールを定めるべきという声が大きくなっています。今まで通り日本人が我慢するという事には戻れません。批判ばかりで無くどうすれば良いと思っているか述べて欲しいですね。
2、宮城県の土葬の問題などは、他国のように人口密度に余裕のある国と、日本のように可住地人口密度が極端に高い国では、当然問題となることですし、理想は多文化共生といっても、その地域の伝統・慣習を無視してまで外国に合わせなければならないとなれば、当然摩擦は起きるでしょうね。
結局、こういったことの積み重ねが、欧米のような移民による社会の混乱・対立につながっているのだと思う。単に、排外主義とか言って解決するものでなく、対立を防ぐためにどうしたらいいか、もっと建設的議論が必要だと思います。
3、自分達のイデオロギーに照らして恣意的に排外主義と断じ、関連する主張や意見を述べる人間を封殺する。これこそ言論空間、民主主義の危機的状況です。外国人政策の他、ジェンダーやポリコレもそうですが、多様性や人権を語る人間ほど排他的で、自分の気に入らない意見を認めない、全体主義的な態度をとるケースが目立ちます。意見の拒絶、暴言、暴力容認、自分達が正義なら何してもいいのでしょうか?社会や排外主義者とみなす相手に問う前に自分達に問いかけてもらいたいものです。
4、政治家が違法入国者・犯罪を犯す外国人・迷惑外国人をちゃんと取り締まりましょう、と言うと、排他主義だという人達が出てくる。自分は違法入国者・犯罪を犯す外国人・迷惑外国人をちゃんと取り締まってくれる政治家達を支持したいなと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b2586560baaec95d82c286f1f0d7905da6aa448a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]