東京・目黒区の自由が丘駅公衆便所で、使用済み生理用品やオムツの持ち帰りを求める掲示が話題となっている。12月8日に利用者がその指示を見てSNSに投稿したことがきっかけで、注目を集めた。この便所には過去にサニタリーボックスが設置されていたが、生理用品以外のゴミや家庭ゴミの不法投棄が相次ぎ撤去された経緯がある。現在、サニタリーボックスを再設置しない方針であり、今後も持ち帰りを促す掲示を行う予定だ。
しかし、この措置に対し、生理用品の交換を我慢することは衛生問題や健康問題を引き起こす可能性が指摘されている。

この持ち帰り制は、一見すると合理的な対策のように見えるものの、その裏には重大な制度の欠陥が潜んでいる。まず、使用済み生理用品を持ち帰らせることにより、公衆便所利用者の健康を脅かす可能性がある点が異常だ。次に、この措置によりトイレに不法にゴミが放置される問題が完全に解決されていない点も指摘される。これらの背景には、サニタリーボックス設置へのコストやメンテナンスの懸念があるが、公衆便所は公共の福祉を優先すべき施設だ。解決策としては、①問題を一部の利用者のマナーに帰すのではなく、啓発活動を行い、利用者の意識を高める②高額でも安全で高機能なサニタリーボックスの導入を検討し、ゴミの種類を限定する③常時、人員による監視体制を整え、適切に管理する。
公共の福祉があまりに犠牲にされている現状は、社会として許されるべきではない。公衆便所は、誰もが安心して利用できる場であるべきなのだ。
ネットからのコメント
1、トイレを有料にしたらいいと思います。新宿駅には有料トイレありますよ。両替の問題もあると思うので、特に料金を定めずに一円でも入れないと入れない仕組みにすればいいかと。それか駅が近いのでPASMOで100円程度の入場料取ればいいです。決済履歴が残るので、防犯にもなります。稼いだ費用でゴミ処理していただければ。お金を払う人に限定するだけで民度が高くなります。
2、個室内で食事をしたのか、サニタリーボックスにおにぎりの包装紙といなり寿司のパック、割り箸、卵の殻が突っ込まれていたことがありますボックスに入らない使用済おむつがそのまま床に放置されていたりルールやマナーを守らない利用客が多いなら持ち帰り制も有りだと思います清掃員側からすればそっちのほうがありがたいです
3、他の方も書かれている通り、有料にしたらいいと思います。清掃料や管理費用ときちんと明示して。
サニタリーボックスも、家庭ごみなどが入らないように捨て口を小さくするとかの工夫が必要なのかも。容量の多いナプキンだったり、パンツタイプだったりしたら入れるのは難しいかもだけど。全ての人が便利に、はもう無理な時代なのかも。勝手な解釈をしたりルールを無視する一部の人間の行いのせいなんだろうけど、生きずらい世の中になったよね。
4、サニタリーボックスにゴミを捨てる人のせいで、生理用品を持ち帰らなきゃいけないなんて。しかもそれをやってるのが同じ女性っていうのが、もうなんとも。使用済み生理用品を持ち帰る袋を持ってる人、どのくらいいるだろうか?そのままカバンに入れれば経血で他のものが汚れるかもしれないし、ニオイも心配だし、知らずに使った人は本当に困ると思う。せめて入口に大きく注意書きをしてもらうとか、持ち帰り用の小さい袋を用意してもらえると助かるんだけどな。生理って予定より早くなったり遅くなったり、止めることもずらすこともできない。それに何十年も付き合うんだもん、お互い思いやりを持って使いたいよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ae94e4f7e8bc70af19cd12911b9aae1f79f0e47d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]