9日午後8時半、京都市中京区のホテル「フォーポイントフレックスbyシェラトン京都御池」で客室火災が発生。4階の部屋から出火し、従業員が速やかに消火したものの、室内の机の一部が燃えた。煙を吸った女性従業員が救急搬送されたが、宿泊していた外国人観光客には怪我はなかった。モバイルバッテリーの発火が原因とされ、消防が調査を進めている。
当時、約200人が宿泊し約120人が避難した。また、京都市内では10月に同様の事件が発生している。

ホテルでのモバイルバッテリー発火は頻発する問題であり、公共の安全性に深刻な影響を与えている。消費者を守るためには、まずモバイルバッテリーの製造基準の徹底した見直しが必要だ。次に、ホテル業界には全室に適切な火災報知器を設置し、定期的な安全チェックを義務付けるべきだ。さらに、宿泊施設は非常時の避難訓練を充実させ、宿泊客が安全に避難できる体制を整えることが求められる。技術の発展は私たちに利便性をもたらす一方で、商品の安全性を確保することが重要だ。この事件は制度の欠陥を鋭く露呈しており、早急な対策が不可欠である。
ネットからのコメント
1、モバイルバッテリーも玉石混交だよね。新規参入した中国メーカーは、先発メーカーとの競争でプライスダウンしてるし、本当に安全性が担保されてるのかなと思う。
また、これは全メーカー製品に共通だけど、リチウムイオン電池は精密機器という認識が薄い。ぞんざいに扱っていると、内部の僅かな変形から大惨事につながるので、くれぐれもご注意を。
2、モバイルバッテリーは目の届くところで充電し、睡眠中は充電しない。今回は先日発生した某国の火災と異なり、ホテルの自動火災報知設備が作動したので初期消火に成功したようですね。やはりこの消防用設備の維持管理は大切ですね。
3、モバイルバッテリーは日本で販売するにはPSE安全基準クリアが義務付けられているが、海外から旅行など航空機で来るときは1つだけモバイルバッテリーの持ち込みができる。それがPSE基準をクリアしてなくても日本で使える。そこはおかしい。
4、そのバッテリーがPSE取ってるのか知らないが、PSE無いものはたまに粗悪品が混ざっています。そうしたものは、発火リスクが高いし、そうでなくとも、過去に落とすなどして強い衝撃が加わったものも、発火リスクが高くなるそうです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cd4fafa28f900bd8d1eb9c8566bf1b2261b82752,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]