事件概要:2023年の夏の甲子園では、高速右腕の石垣元気や神村学園の早瀬朔など注目選手はいたものの、全体としてドラフト候補は少なかった。石垣は群馬大会で3試合9イニングのみ登板し、チームは京都国際に3対6で敗北。早瀬は創成館戦で1失点と好投。スカウトたちは、今年の3年生のプロ志望が少ないことや、日本高野連が検討する「7イニング制」が将来のスカウト活動に影響を及ぼす可能性を懸念している。
コメント:甲子園の魅力が、ドラフト候補の減少と共に影を潜めつつあります。今年の大会では、目を見張る選手が少なく、プロに適した才能が育まれていない現状が浮き彫りになりました。これは、高校野球の枠組みや選手育成の在り方が、今一度問い直されるべき時期に来ていることを示しています。もし7イニング制が導入されれば、試合のダイナミズムが減少し、厳しい競争を求められるプロ野球界と異なる挑戦環境が構築されるでしょう。まず、選手育成の方法を再評価し、甲子園の価値を維持する策が必要です。具体的には、始動期の選手に対するトレーニングの改善、プロ志望を促進する戦略、国際的な視野を広げる育成環境を整えることです。高校野球の未来はその選手の育て方にかかっており、甲子園の「聖地」としての役割を守るために早急な対応が求められます。
ネットからのコメント
1、高校生は9回までやらないとな。プロを目指す選手やプロになる選手なんかほんの一握りの選手だけですよ。殆どが高校で野球をやめるか大学まで。あくまでも高校野球は青春をスポーツで思い切り味わい良き仲間を得る場だと思う。7回制などにせずに今まで通り9回制で最後まで諦めずに正々堂々と戦う姿が見たい。10回以降のタイブレーク制は大賛成です。選手の身体や怪我などの安全性確保の面でも良い。
2、そもそも高校生がドラフトで指名される数は少ない。今は大卒、社会人、独立まであるからな。将来性を考えて確保したいはあっても即戦力として考えてはまずない。7回制になれば今以上にその傾向は強まるだろう。
3、不作よりも進学する選手が増えて来てるんだろうね。でもそこから伸び代のある選手を見つけるのがスカウトの仕事だし腕の見せ所じゃないですか?名前が出た石垣君は誰もが実力を知ってるし1位指名が濃厚なのはわかってますよ。
4、大不作かどうかなんて、結果は選手達がプロの道に進んでからの事。現時点で完成されてる、または今見せてるスペックが高いって即戦力みたいなイメージ持ってるのかな?高校生からプロで直ぐ活躍するって、松坂大輔さんや、田中将大投手みたいな例は例外で、基本的には先ずは二軍で鍛えてから…って感じです。
西尾さんが何を基準に今年の甲子園は大不作と言ってるのかは知りませんが、プロ球団のスカウトは表向きの能力の高さだけ見てなくて、選手個々の秘めた潜在能力や伸び代、プロ向きの性格とか大学社会人に進んで、ここが改善されたら…こう化けたら面白いetc…視点や着眼点は色々持って、選手達を見ていると思います。甲子園だけが高校野球選手のスカウトの場ではありませんから、西尾さんの知らない地方球場でも、何処かのスカウトは金の卵を発掘してるかも知れませんよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/605c86f09afb9db5bec2cc68c82e31c9c4479853,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]