事件概要:
日本維新の会が推進する副首都構想の法制化を目的とした「副首都関連法案」が、自民党内で5日に議論されました。この法案は災害時の首都機能維持を目的とする一方、付則に「大都市法」の改正案を盛り込んでおり、大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」を後押しする内容となっています。しかし、自民党内ではこの付則部分への反発が強く、中山泰秀元防衛副大臣が「市民権利の縮小」に懸念を示し、松川大阪府連会長が「禁じ手」と批判しました。議論終了後、同法案への賛成意見は一つもなく、さらなる専門家のヒアリングが行われる方針です。一方、維新の会側は成立を急ぐ姿勢を強調しています。

コメント:
副首都関連法案が自民党内で強く否定された背景には、市民の権利縮小や議論の不透明さが見え隠れします。一見、災害対策として必要な提案にも思えますが、その裏に潜む「大都市法改正」という隠れた目的が波紋を呼んでいるのは明白です。
法案の付則として重要な内容を滑り込ませる手法は、民主主義社会において許されるべきではありません。市民の意思を軽視すれば、政治への信頼は揺らぎます。
まずは、法案内容を明確化し、付則部分を主たる議論と分離するべきです。その上で、住民投票や市民の意見を積極的に反映するプロセスを設けることが不可欠です。また、大都市に「特別区再編」の長短所を徹底的に検証し、国全体への影響を冷静に議論するのが筋でしょう。
災害時の備えを議論する大義に、制度改編という私利私欲を絡める政治の姿勢は、民主主義の本質を歪めます。法案は市民の未来を左右する重大な鍵になりますが、急ぎすぎて扉を閉じるようでは、真の解決には至れないでしょう。
ネットからのコメント
1、維新が「副首都」を掲げること自体は議論の余地はあると思うが、法案に大阪都構想を後押しする大都市法改正を盛り込んだことで、その狙いへの疑念を招いている。住民投票で二度否決された構想を別法案に便乗させる手法は拙速であり、民主的な判断への敬意も欠く。自民党内から「禁じ手」とまで批判が出る状況は、維新が国政課題より党是の実現を優先していることを示している。
2、そもそも副首都=大阪ありきで進めようとしているところに本心が見て取れます。南海トラフ地震で大被害受けそうな大阪を、災害時の首都機能維持のための副首都に制定するなんてもってのほか。副首都自体はいいけどそれなら他のもっと安全な地域で。
3、副首都構想に反対しているのは自民党だけではなく、大阪以外の全国民です。高市さんも否決前提で維新を受け入れたのだと思います。大阪でさえ、2回否決されているので、副首都法案は消える運命です。こんなことより物価高や円安、少子化の対策をやるべきです。
4、副首都、必要として準備するならば東京が被災した時に同時に被災しない場所が最適です。東南海地震では南海トラフも連動するので、大阪も大災害です。大阪は副首都には向きません。 更に副首都としての機能を用意するには新たな建物やらを準備するのに土地等が高くコストがかかり過ぎます。残念ながら先に災害が起こってしまった東北や日本海側に復興を含めた街作りをした方が良いと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8a2a881ff7aa0ea47d16be0e828e8ab60e44600d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]