名護市の米軍キャンプ・シュワブ周辺で、沖縄防衛局所有のガードフェンスを壊したとして、芥川賞作家・目取真俊氏が器物損壊罪で在宅起訴されました。事件は2024年10月と12月に発生し、同氏は普天間飛行場移設に伴う辺野古新基地建設への抗議活動中にこれを行ったとされています。2025年8月には自宅が捜索され、パソコンやスマートフォンの押収も行われました。目取真氏の弁護人は、今後提示される証拠を検討しつつ、裁判方針を判断するとしています。

本件は、個人の行動が沖縄の差し迫る社会問題である基地建設問題に根差している点が重要です。そもそも、普天間飛行場移設問題は長年にわたり地元住民との対立や環境問題、さらには国の安全保障政策との衝突など、複雑な要素が絡み合っています。一個人の行動を起訴することで、この広範で根深い問題が解決されるわけではなく、逆に声を上げる市民との対立を深める恐れがあります。
本質的な課題は、基地建設に対する地元住民の強い反発を無視して推し進める国の姿勢と住民の声が政策決定にどれだけ反映されているかという点です。これを建設的に解決するためには、以下のような改革が必要です。
沖縄の基地問題に関する第三者機関を設置し、住民の声を直接政策に反映させる仕組みを構築する。全国的な世論調査と議論を行い、沖縄負担の分散や代替案を検討する。基地建設がもたらす地元環境への影響を適切に評価し、その結果を政策決定に反映する。声を上げる行為そのものが罰せられる社会では、表現の自由や民主主義の健全性が損なわれます。個人起訴をきっかけに、この問題の本質に向き合い、より理性的な議論が求められるべきではないでしょうか?
ネットからのコメント
1、この連中は辺野古のフェンスに色々な看板や抗議のリボンを取り付けるという妨害行為も行っていますが、その看板にはガラス片や剃刀などの仕掛けがあり、取り外そうとすると怪我をすることもあるようです。そういう状況にも関わらず、辺野古の地元の方々がフェンスの清掃を定期的に行っているそうです。
2、こういう法律違反をものともせず、グレーゾーンには堂々と入り込む活動家に大事なはずの生徒さんを平然と預けて善しとしちゃったのが、転覆事故で若い命が失われてしまった事件なわけでして。教育現場は本当に、ちゃんと遵法精神やモラル感を大事にしている組織や団体を選んで平和教育を為してほしいですね。
3、どのような政治的信条や主張を持つのも自由ですが、その前提として法律は守らなければなりません。自らの主張の正当性を訴えたいのであれば、なおさら法に基づいた行動が求められるはずです。もし起訴内容が事実であれば、器物損壊という違法行為によって抗議活動そのものの正当性まで疑われかねません。意見の違いを超えて、多くの人が問題視するのはそこだと思います。また、芥川賞作家という肩書きは本人が望まなくても報道されます。長年かけて築いた文学的評価だけでなく、芥川賞という権威ある賞の名まで犯罪報道とともに語られることになり、残念に感じます。さらに、体制への強い抗議を掲げながら、結果としてフェンスを曲げたという程度の行為で終わっているのもどこか中途半端です。
法を犯してまで行った行動がその程度であれば(大事件を起こせと言う意味では無いが)、支持を広げるどころか社会的な信用を失うだけではないでしょうか。
4、芥川賞作家であれ、何であれ法律違反した者は処罰されて当然。『反基地無罪』なんていうのは法治国家の日本では通用しない。辺野古転覆事件も含め徹底的に調べ上げて処罰してほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/92836f137a099de2c38aee26f594f43ee73afdc5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]