医療機関での「マイナ保険証」の提示により年収が知られるのではないかという不安の声が上がっていますが、実際には具体的な年収が医療機関に分かるわけではありません。マイナ保険証は、オンライン資格確認を通じて、医療保険の加入状況や医療費の負担区分などがリアルタイムで確認できるようにする仕組みであり、「限度額適用認定証」同様に、所得区分によって医療費の負担が決まります。
つまり、従来の制度と同じく、具体的な年収ではなく、所得区分が確認されるに過ぎません。このため、年収が直接他人に知られることはないとされています。プライバシー保護の観点からも情報提供の範囲は限定されており、患者本人の同意が必要です。したがって、年収バレを懸念する必要は基本的にありませんが、所得区分情報から大まかな年収帯が推測される可能性はあります。

この不安は、制度の理解不足から来ていることが多いようです。したがって、もっと情報共有を進め、制度への理解を深める必要があります。
ネットからのコメント
1、マイナ保険証のお陰で入院が楽になりました。以前は限度額適用認定証を事前に発行してもらって病院に提示していましたが、マイナ保険証なら受付時にボタン1つ押下するだけで限度額が適用されます。限度額超過分を立て替える事もなく、事前に役所や健保組合での手続きも不要なので、自分のような有職貧困者にはありがたいですよ。
2、おおよその収入帯がわかるだけだしそんなの以前の保険証でも高齢者は負担割合変わるからわかったし勤め先がわかる現役世代の保険証なら職業からある程度推測しようと思えばできたし夫の扶養なのかも分かったしマイナ保険証よりよっぽど医療に関係ないことでわかったことは多い。そもそも医療従事者はそんなの気にするほど暇じゃない。事務員さんが必要に応じて見るだけ。
3、マイナカード以上に、従来の健康保険証でも健保組合ではおおよその職種がわかるし、保険適用割合によって極端な低年収や難病や障害の有無も事務には分かる仕組みだった。紙保険証の時にはそのことに何の問題も感じなかったのにマイナカードだと怖いと思う(思わされている)のはやっぱり印象操作をされてるのかなあ。私も重篤な持病があり、健康保険というか医療情報は表に出したくない個人情報ではあるけれども、それ以上に全ての医療機関で共有しなければ命に関わる情報でもあるので「個人情報を漏らしたくないから紙保険証に拘る」人は医療機関にとってこそ「面倒くさい患者」認定されて避けられるようになっていくと思う。
マイナ保険証に切り替えない人は今後はどんどん不利益が大きくなっていく可能性があるよ。
4、マイナンバーカード自体に全ての情報が入ってる訳じゃありません。だから金融機関で医療情報を、医療機関で金融情報を覗かれる事はありません。あくまで金融や医療機関などで顔認証や暗証番号でログインする為のツールでしかありませんし、そもそも情報は各機関にしか存在しません。 考えてもみてください、もし今日預金して口座の残高が増えた(逆に減った)としてその情報が直ぐ様マイナンバーカード自体に情報が反映されると思いますか?物理的に情報をカード自体に入力しない限り口座情報なんて銀行にしか存在しません。自分自身でしか口座残高が変化するって事もなく、引き落としや入金は色んな所からあり得ます。それがマイナンバーカードに情報が直接入力されてると?少し冷静に考えればマイナンバーカード自体には大した情報が入ってない事はわかるはずです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3a2e706f34eb390ac49742b860d39fb9bf144b21,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]