2024年1月、JR山手線の御徒町―秋葉原間を走行中の電車内で、無職の小野真紀被告(27)が乗客5人を包丁で刺し負傷させたとして、殺人未遂や銃刀法違反の罪に問われた。裁判では、弁護側が小野被告は心神喪失状態にあったとして無罪を主張したが、東京地裁はこれを認めず、懲役12年の判決を言い渡した。新井紅亜礼裁判長は統合失調症の影響は否定できないものの、「責任能力の減退が著しいものではなかった」として完全責任能力を認定した。
量刑判断では、被害者のけがが重くない点が考慮された。

この事件は、乗客の安全が脅かされるという深刻な問題を露呈しました。公共交通機関での暴力行為は決して許されず、適切な対策が求められます。まず第一に、鉄道会社や交通機関は、非常時に迅速に対応できるシステムを強化すべきです。例えば、非常ブザーや見回りの頻度を増やすことで、制御不能な状況を回避できる可能性があります。次に、社会全体で精神疾患への理解を深め、早期発見・早期治療の啓発活動を強化することが重要です。また、法制度に基づく支援や地域社会でのサポート体制を整え、精神的な問題を抱える個人が孤立しない環境を構築することが求められます。このような行動を通じて、公共の安全が守られ、安心して利用できる環境が実現されることを期待します。
ネットからのコメント
1、日頃から常々思っていますが、殺傷事件に責任能力の有無を争点にするのはやめていただきたいです。被害者側からしてみれば、心神喪失していたから罪は無い?ふざけるな!です。多重人格が発覚して、当時、被害者を殺めたのは別人格の〇〇氏なので酌量の余地をなんて言われて納得出来る被害者なんてこの世に居ないと思っています。同様に錯乱状態だった加害者には当時の記憶が全く無いと言われて納得する人なんて1人も居ないと思っています。なので責任能力の有無を争点にするのは意味が無いと個人的には感じています。
2、心神喪失で刑が軽くなるなど、絶対に許されません。精神に異常があろうと、人に危害を加えた事実は変わらず、償いは必要です。それなのに加害者ばかりが守られ、被害者家族が苦しむ現状はあまりに理不尽です。なんでもかんでも病気だと言えば済むものではないと思います。責任能力の有無に関わらず、罪の重さで刑を決めるべきだと思いますが、今の日本では加害者天国、被害者地獄が当たり前になっています。被害者が置き去りにされる現状は、あまりに不公平だと感じます。
3、懲役12年だけど医療刑務所だろうし、一線を越えた人間が誰かの指示でいきなり健康になってシャバに出られる訳でもないから、刑期終わってもそのまま長期入院、外出の許可出す度に問題行動起こして出たり入ったりで人生が終わりそうですね。
4、こんな人としてあり得ない所業を思えば、たった12年で普通の一般人として野に放たれる・・。その事の方が脅威の事態。罪人の人権よりも社会の安全を優先する発想で法律を考えるべき!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/126e3adba035ac3457d77e7550954d4700bcc722,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]