2025年12月13日に開催された「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」決勝に出場したお笑いタレント・紺野ぶるまが、大会に寄せられている批判について、自身のインスタグラムでコメントしました。批判内容は「なぜ女性だけでくくるのか」、「レベルが低い」、「賞金が高すぎる」というものでしたが、紺野はこれらに対し肯定的に捉えており、「出場者にとっては全てがプラスである」と述べました。
また、女性芸人として舞台に立つ意義付けや、賞金一千万の価値についても感謝の意を表明しました。批判に対しては「おもんないと言われるが、それがまた人々を笑わせようとする動機になる」とし、自らの決意を語りました。

紺野ぶるまによる今回の発言は、現代のエンターテインメント業界が抱える複雑な課題を浮き彫りにしています。「女性だけ」の枠組みで行われる大会に対する批判は、表面的には性別による区分けへの違和感の表れです。しかし、その裏には、性別を問わず本当に面白い芸が評価されるべきだという理想と、現実の対立が存在します。ここに見られる問題の本質は、性別や属性に基づくジャンル分けが、時としてアーティストの多様性や可能性を制限しうるという点です。制度の改善策としては、1. 性別を越えたオープンな大会の開催、2.
各イベントでの審査基準の透明化、3. 賞金設定の再評価を通じた公平な評価の導入などが考えられます。多様な社会においては、より包摂的で公平な審査評価制度が必要です。今こそ、多様性を尊重する価値観を持ち、現状を刷新する必要があります。
ネットからのコメント
1、出場している芸人たちも分かっていることだよね。そのくらい自分らが面白くないことを。今おかれている立場がラッキーなだけ。もし分かっていないならこれから脚光を浴びることはないね。女性の権利という社会的風潮のなかでTHE Wもできたと思うが正直いらない。M-1初の女性芸人優勝を目指してもらいたい。
2、紺野ぶるまさん好きですし、コメントも真っ当だと思います。芸人さん、自分の芸のレベルにはもちろん責任があるけど、自分の含まれる括り=女性芸人 のレベルが低いことには責任感じる必要ないと思う。紺野さんいうように、そのレベル低い括りに1000万の場を作ってくれたことに感謝してチャレンジすればそれでいいと思うな。
3、今までずっとヤフコメでもXでも言われてきた、Wはレベルが低いもうやめるべき、という意見が、今年は粗品に対する厳しいとかなんとか、そんな方向になっています。
この紺野ぶるまのコメントも、粗品のおかげで大会への見る目が変わったことの表れです。今回は確実にWを前に進める大会だったと思います。
4、元々漫才はABC(テレ朝)、ピン芸は関テレ(フジ)、コントはTBSが賞レースを作った後で出遅れた日テレが無理して作ったようなもんだからなぁこの大会は…ただ大会を立ち上げた以上は責任をもって続けるべきだと思うし現場はまぁ頑張ってるほうだとは思うよ。賞金の額が見合ってないとは思うけど…
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1783c044f57e153d9bd2876ada58b68dc9dec992,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]