事件概要:2025年7月31日午前8時45分、JR高徳線の高松市にある栗林駅で、男子トイレの床が破損し、利用していた60代男性が両足にケガを負いました。破損箇所は配管が通る空間の蓋部分で、幅50cm、長さ60cmの穴が開いていました。この事故を目撃した他の利用者が駅員に連絡し、男性は病院に搬送されました。男性のけがは全治7日とされています。
栗林駅の駅舎は築約50年で、2年に1度点検が行われており、2024年6月には問題がなかったとのこと。JR四国は他の駅舎についても緊急点検を実施し、再発防止に努める方針です。
コメント:今回の事故は、公共交通機関の施設における老朽化によるリスクが顕在化した事例です。駅舎は50年経過しており、定期的に目視点検が行われているとはいえ、今回のような事故が発生する背景には、構造的な劣化や点検体制の不備が考えられます。50cm×60cmもの穴が開くような事態は、日常的な使用においても重大な危険を伴います。
駅舎の老朽化に対する対応を強化すべき時期に来ていると感じます。まずは、定期的な点検を強化し、目視だけではなく、最新の技術を使った検査を導入するべきです。次に、事故発生時に即座に安全確保ができるよう、トイレなどの施設ごとに緊急対応マニュアルを整備し、従業員の対応能力を高めることが重要です。そして、老朽化した施設の改修や交換を積極的に行い、再発を防ぐために計画的な投資が求められます。
このような事故が再び起こらないために、公共施設の管理体制を見直し、より一層の安全性確保を目指すべきです。
ネットからのコメント
1、床が抜けるとは、いよいよ中国みたいな感じになってきたなまあ、トイレみたいに水を使って清掃しちゃうような場所は、目に見えないところで腐食しちゃったりするんだろうね。そんなところに床蓋を付けるなんて、さすがに構造的にまずい気はするが、50年前の設計だしなあ
2、>極端に老朽化した建物とは思えません単身赴任時代に利用してた駅ですが、トイレは昭和それもオイルショック以前のイメージ。なつかしの「何もない壁に向かって放水」の施設をリフォームして水洗便器を設置しただけ。
当時でもかなり古かったので記事を拝読して「さもありなん」と思った。
3、写真を見ると便器や個室の囲いは綺麗に見えるからリフォームはしている感じ。ただ床はあまりキレイでない感じので古いままなのかな。清掃時の水とかで目視では分からない床下が劣化していたと思われる。
4、床下に大きな空洞があるのに、目視だけで点検なんて意味があるのかどうか。耐用年数って考えはないのだろうか。一般的には50年も経てば木造民家の床だって張り替える。もしも床が抜けなればいつまで補修なしの床で使うつもりだったのだろう?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f56b3f8815c98739d86a554592faadef1d77d9a6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]