この痛ましい事故は、12日午後5時50分ごろに熊本県甲佐町の九州自動車道上り線で発生したものです。右前輪のタイヤがパンクしたために追い越し車線に停車していた2トントラックに対し、乗用車が追突。さらにその後、後続の乗用車も巻き込まれる形で連鎖的な衝突が起こりました。この事故で、最初の乗用車を運転していた佐賀県の牟田巧樹さん(27歳)が腹部を強く打ち、病院で死亡しました。
後続の乗用車の30代女性は軽傷、2トントラックの40代男性は無事でした。交通は約3時間にわたり、松橋ICから御船IC間で通行止めとなりました。現在、警察が事故原因を詳しく調査中です。

悲惨な状況の背景には、一つは高速道路上での車両パンク時の対応対策が不十分であったことが挙げられます。追い越し車線に停車した際の危険性は高く、発炎筒も設置されず注意を喚起する手段が限られていたのは問題です。そして、警察への通報が行われていたにもかかわらず、パトカーが到着する前に犠牲が生じてしまったことも事態の緊急性を浮き彫りにしています。このような事故を繰り返さないためには、高速道路での緊急車両停止対応マニュアルの厳格な遵守、車両の安全装備の確認、そして迅速な通報・周知が必要です。今回の事態はまさに、交通安全と緊急対応の欠陥を露呈しており、一層の改善を求めます。
牟田さんの命が失われたことを重く受け止め、交通安全の向上を真剣に追求すべきです。
ネットからのコメント
1、私も家屋解体業の仕事してるとき、ダンプはよくパンクしましたが、ガタガタいわせながらも道路の端に車は移動させました。一番ひどかったのが、真夏10tダンプに残土をつんでいて、後輪のダブルタイヤ両方バーストしたとき、生きた心地しなかった。が端になんとか寄せた。追い越しで止まるのは大変危険なので、運転手は事故が起こらないように、最善の努力をするべきです。
2、追い越し車線に停止したままにするとはチョット考えられない。三角表示板の設置もなく、パンクだけなら、左側路肩に少しでも寄せるなど少しでも対策をする必要が、あったのではないか。ハザードだけでは、気付かない。かもしれない運転をする事は必要だが、まさか追い越し車線に止まっているとは思わない。なんらかの表示が命を救ったかもしれない。
3、追い越し車線で止まる事がどういう結果を招くのか考えられなかったのかなパンクなら何としてでも路肩に行くべきで、仮に途中で接触事故になっても追い越し車線で停車しているより酷い事になる可能性は少しは低い未だに高速道路で車から降りて走行車線を歩く人とかもいるし、危機管理能力が無さ過ぎるというか平和ボケしているというかもう少し命の重さと簡単にそれが無くなる事を理解した方が良い
4、高速でパンクしたら車体が勝手に左右に振られると思うけど、ハザードを付けてジワジワとエンジンブレーキで走行車線や路肩に入って欲しいです、後続車も車の変な動きを見て警戒して対応してくれると思います、この運転手は普通にブレーキをかけて追い越し車線に止まったのかな、そこはわからないけど。高速道路やスピードが出る道路はもちろん、通常走行では車間は詰めたらいかんと記事を読んで改めて思いました。緊急事態になった車やバイクの行動を邪魔しかねない事になってはいけないから。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3e5b0cad4eafb39fc04d14b3a20781d3a5b0f8cc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]