中国駐日本国大使館は13日、公式X(旧ツイッター)で「日本の軍国主義」を非難する外務省報道官のコメントを発信した。「日本の右翼勢力が歴史を逆行させることを許さず、日本の軍国主義は全人類の公敵だ」と声明し、中国の外務省報道官が話す動画を添付。この投稿に対し、SNS上で多くのユーザーが「どの口が言っているのか」などと反論を寄せ、日本は1945年以降戦争を起こしていないと指摘。
また、中国自身が軍国主義だと批判され、中国とロシアによって日本人の意識が変化しているとの声もある。こうした投稿には、日本の防衛力強化の必要性を訴える意見もあふれている。

中国の大使館による発信は、日本に対する批判であるが、ここでの問題は複数ある。まず、中国自身が軍国主義的行動を繰り返していることを指摘しない限り、相手国を一方的に非難する行為は公平さを欠く。また、日本の戦後の平和的な歩みを無視したこのような発言は、国際関係を不安定にしかねない。改善策としては、第一に中国政府自身が透明性と誠実さを持って外交を進めること。第二に、歴史を基にした建設的対話を通じて、具体的な関係改善の道を模索すること。第三に、相互の安全保障政策を理解し合うための対話の場を設け、誤解を解消することが求められる。
武力を背景にした恐怖の外交ではなく、共生と協力を可能にする未来志向のアプローチこそが真の国際関係構築に資する。
ネットからのコメント
1、中国駐日大使館の「日本の軍国主義は全人類の公敵だ」とありますが、国際社会の観点からしますと、日本を中国に置き換えれば理解を得られるのではないでしょうか。別な言い方をすれば、中国は1995年と比較しますと、現在の軍事費は39倍にも膨張しており、最たる軍国主義と言っても過言ではありません。世界の平和を維持する立場の常任理事国として、自分たちの行為を顧みることなく、他人(他国)が同じようなことをすれば批判するというダブルスタンダードの姿勢を改めるべきではないかと思います。それは、チベット侵攻やウイグル弾圧、さらに香港に関わる英国との約束「現状維持50年」を一方的に反故にした事実を見れば明らかです。
2、ウクライナを侵略し続けるプーチンを支援している中国、フィリピン近海まで自分の領海だと脅す中国、チベット、ウイグルを弾圧し続ける中国、香港など自国民でも民主運動を弾圧する中国こそ世界の公敵だと思いますけど。
3、これが日本だけでなく世界中が思ってくれているのであれば、本当にありがたい。なかなか平和と言う概念は難しいと思う。未だ9条に関して維持すべきかどうかというのは議論となっている。確かに兵器を持って対等ともわかるのだが、絶対に起こさないというスタンスも大事である。この塩梅に関して国内は揺れ動いてるわけだが。結論はそう簡単にでるものではないだろう。
4、こう毎日、日本の誹謗中傷を繰り返しているところを見ると、本国の中央政府から情報戦の指示でも出てるんですかね。今回の日本が軍国主義で世界全体の敵だなんて言うのは事実と異なる酷い暴論で、誰も真剣に取り合わないと思いますよ。あんまりしつこいなら駐日大使が自ら日本へのヘイトスピーチをしていることをXの運営に通報してもいいかもしれませんね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/19e7e0499ccf027998466684f4ca9e522d29a314,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]