ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる侵攻を受けてNATO加盟を断念する可能性を示唆しました。米国が主導し、欧米の「安全の保証」が提供されれば、加盟を諦める意向を表明しました。ウクライナ政府はNATOの集団防衛をモデルにした安全保障の仕組みを模索しているが、実現には多くの困難があります。米国とウクライナの交渉団はベルリンで米政権の和平案について協議を進める予定であり、14日にはゼレンスキー大統領がドイツに到着。
翌日には欧州各国の首脳との会談を予定しています。

ゼレンスキー大統領の決断は、安全保障を求める国際関係の複雑さと現実を反映しています。ここには、欧米諸国の安全保障体制の冷徹な政治が介在していると言えるでしょう。ウクライナの主権を守るためには、既存の制度に頼るだけでなく、新たな枠組みの構築が不可欠です。まず、欧州各国との具体的かつ長期的な安全保障合意が必要です。次に、国際社会と連携し、透明性のある交渉を推進することで信頼を構築すべきです。また、ウクライナ国内での防衛力強化を進めることも大切です。米国と欧州各国の協力によって、ウクライナが真に安心できる安全保障体制を築くことを期待します。堅実で公正な国際関係が築かれることで、ウクライナの未来に希望を見出せるでしょう。
ネットからのコメント
1、日本にとって決して他人事ではありません。
NATO加盟という明確な枠組みが得られない中で、安全の保証という代替案に活路を見いだそうとする姿は、同盟や約束が状況次第で揺らぐ現実を示しています。核を放棄し、最終的に侵略を受けたウクライナの経験は、いざとなれば助けてもらえるという期待の危うさを強く物語っています。一方で、スウェーデンやフィンランドは、ロシアの圧力に直面しながらも、主体的な判断でNATO加盟を果たしました。日本も同様に、守られる側にとどまる発想から脱却すべき段階にあります。日米同盟を軸に、英豪など価値観を共有する国々と連携を深め、共に戦う意思と能力を示すことが重要です。スパイ防止法の制定、インテリジェンス機能の強化、核シェアリングを圧力を受けようが進めるべきでしょう。祈りや理念だけでなく、現実的な抑止力を備えた侵略されない国になることこそ、真の平和につながると考えます。
2、ウクライナってロシアとNATOに挟まれた立地が悪いよなぁ、と思いますが、そういう意味では中国・ロシア・北朝鮮とアメリカに挟まれた立地の悪い国って実は日本なんですよね(海が守ってはくれていますが)。
つまりいつ日本がウクライナのようになるかもしれない、という危機感は持っておくべきという事なんですよね。
3、ウクライナにとって安全の保証は必要な事で妥協ではないただ、NATO加盟以外でどうやってウクライナの安全保証が確保できるかは問題だと思うウクライナが核を放棄してしまった事でロシアが侵攻を始めた事について、今の中国の対応から日本は考える必要があると思う
4、ウクライナに都合の良いものが得られるとしたら、他国の都合と一致したものだけだろうNATO加盟もEU加盟もそれそのものはただ相手の負担が増すだけ緩衝材としての壁になって機能するのならやむなし欧州の他国が襲われる前にはウクライナがまずカナリア役になることが期待されているところその役の対価を支払ってくれと交渉材料にするがそんなものはウクライナの現状がこれ以上悪くなるのを待てばタダになるんじゃない?ウクライナの降伏や滅亡でも緩衝材が消えるので脅しにはなるが、それでもいいやとさじを投げた場合の現ウクライナ政府の行く末は監獄になりそう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7d25344c337af1ed167ae8a5413e6f339b8995f5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]